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管理人の日記、毎日のことやニュース、映画にドラマ、なんでもつらつら不定期更新。でもほとんどドラマの感想。
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2016年に見た映画前半戦、個人的に面白かったものメモ

1位 ズートピア
2位 レヴェナント
3位 オデッセイ
4位 シビルウォー
5位 ブラックスキャンダル
6位 バットマンVSスーパーマン
7位 ブリッジオブスパイ
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2015年ももうすぐ終わり。
今年1年、映画を見た数がちょっと少なめでしたが、現在まで自分が見た中で限定のベストテン。
毎年まとめ的にやってるので今年もやっておこう。

10位 ジュラシック・ワールド
ストーリーはさておき、やっぱり恐竜のビジュアルなどが迫力あり、面白かったです。
話自体は単純で、ちょっと矛盾してたりなぜそこでその行動?と思う事が多々あるんですが、そういう事を求める映画じゃないしね。
このお金のかかった映画ですよ感は大好きです。

9位 岸辺の旅
湯本香樹実による同名小説を黒沢清監督が映画化。
よみがえり、とかと同じ系統かなと思います。実は死んでいる人と別れを再確認するための感動もの。こういうのは本当に邦画が得意とするところですね。

8位 劇場版MOZU、グラスホッパー
2本いれちゃったけど、同じくらいよかった。モズはテレビ版をずっと見ていたんですが視聴率がふるわなかった。でも出来はかなり良かったと思うんですよね。
ただ画面が暗く、シリアスで、内容が重いため続けてみなければわからない。
出てくる人もちょっと精神がいかれちゃってるキャラが多くて。テレビのお茶の間には向かなかったんでしょう。
なので映画もちょっと心配してたけど蓋を開けてみればまさかの大ヒット。やはりこれは映画に向いてるハードボイルドアクションですね。
グラスホッパーは伊坂幸太郎が好きなので。

7位 マッドマックス
世界観から何から何までふりきった感すごい1本。もう、いちいち細かいところに突っ込んでいてはこの映画は見れないw
衣装、行ったり来たりの頭の悪い感じの行動原理、意味のないギター、どこからくるのかわからないエネルギー、もうすべてが。すべてが「不良」の極みです。ここまでいけばかっこいい。
価値観そのものを一つ構築してしまってる。

6位 幕が上がる
ももクロが主演した演劇映画。恋愛などはなく、ただ部活をがんばる直球の映画。
彼女達が主演をするという事を最大限に活かしていると思う。だってももクロで男の子との恋愛あれこれを見たくないもんね!ライバルになっちゃうとかやだし。
やはり彼女達の絆、友情を見たいのです。
期待値が低かったというのもあるけど、見てみるとえらく感動ものでよかった。
黒木華さんがまたうまいんだわ。

5位 ミッション・インポッシブル ローグ・ネイション
最初の5分からクライマックス感満載。盛り上がりがなんで一つじゃないとダメなの?っていうくらい、もりあがるシーンがものすごく多い。
山場につぐ山場でまったく飽きさせない。
水中シーンが若干長かったかなと思うけど、仲間達が再び結集し、それぞれの天才的に秀でた能力をもちよって解決に結びついて行く様子はやっぱり少年マンガ的に面白いですね。

4位 バケモノの子、百日紅 〜Miss HOKUSAI〜
4位もまた2本いれちゃいました。同じくらいよかった。
まずバケモノの子。映像が綺麗でした。邦画のよくないパターン(ストーリーで肝心なところが間延びし、見せなければいけないところがカットされてる)に嵌ってしまった残念感はあれど
全体的に映像で見せる部分も大きい優良アニメに仕上がってたと思います。
そして百日紅。あんまりヒットしなかったみたいだけどいろんな人に見てほしいなあ。
葛飾北斎の娘が主人公のアニメ。絵はジブリをちょっと崩したような絵で、いかにも日本のアニメって感じです。
終始、淡々とした雰囲気でまったりと過ぎていく物語で、どこが山場というものはない。
でも江戸という時代、庶民として、画家として生きていた生活感が溢れていて、すごくリアルに感じられました。
主人公をはじめ葛飾北斎やその弟子、歌川国芳など、出てくる名だたる画家たちは、今で言うとちょっとはみ出し者というか不良のカテゴリに入るのかもしれません。
普通につつましやかに暮らしているというよりは、遊び、酒を飲み、タバコをすい、遊郭にいき、男と女の性や魔性、妖怪、人の心に住まう弱さと対峙しながらそれを絵に現しひょうひょうと生きている。
芸術家が絵を生み出す瞬間の描写とか、現代も江戸時代も同じなのかもしれないなあ。

3位 キングスマン
けっこう萌えがある映画でした。
キックアスの監督なので、また下品で暴力的で子供に酷い事をさせるのかと思いましたが、やっぱりそうでしたw
でもキックアスは嫌いだったけどこれは面白かったなあ。
キルビルとかタランティーノ映画を思い出すような、オサレでポップで暴力的で酷くて情け容赦ない感じ。殺し方もはんぱない。
オサレの皮をかぶった、エログロですよ。
でもね、ある意味ふりきれていてそこが良かったんじゃないかなと。
国が抱える社会問題もちょっと入れ込んだりしてて、でも固くない。
ただ2回みたい映画ではない。

2位 インサイド・ヘッド
いやーよかった!子供向けかと思いきやすごく深い大人向けの映画でした。
一人の思春期前の女の子が、感情の複雑さを知って行き、成長していく過程をものすごいドラマチックに見せた感じ。
脳内ポイズンベリーと設定が似てると最初は思いましたが、ぜんぜん違いました。(申し訳ないけど出来が違いすぎる)
ただあーだこーだ脳内会議をしてるだけじゃないんですよ。
蓄積された過去の映像や、子供の頃に妄想したキャラクターたちはいつか成長のためにいらないものとして消えて行く。このシーンはトイストーリー3を思い出し、涙。
ほんとにディズニーとかピクサーってこういうの上手過ぎる。
そして、新しい複雑な感情がうまれていく。
ヨロコビがいい事、最上の事とはかぎらない。
哀しみや、怒り、ずるさ、いろんな感情があるからこそ人間は面白く、深みのあるものになるんだと改めて思いました。
だってヨロコビ(joy)のキャラクターの底の浅さといったらね!w
現実世界とはまったく違う、ファンタジーでSFな世界観を作り出している頭の中のビジュアルとか世界設定がまた凝っていて面白い。
主人公の女の子だけではなく、それぞれの感情も育っていく。どのように人が赤ちゃんの頃の単純思考から変化していくか、それをかいま見たような気持ちになりました。
ほんとに良く出来た映画でした。素晴らしい!ブラボー!

1位 room
これ、日本では公開すら決まって無いんだけど、是非してほしい!
一人の少年が小さな部屋に閉じ込められて生まれたときから生活してるんだけど、一歩も外に出たことがない。
外の世界を知らない。
少年の世界はママと自分の二人でくらすその小さな部屋だけ。
衝撃的な設定から始まるこの映画、実は実際に誘拐、地下室に監禁された事件を元にしています。
もうとにかく、見せ方がすごいのよ!
少年がこの小さな部屋が全てだと思ってくらしているところから、成長し、脱出し、外にでてその世界の広さや視界の変化なんかの恐怖をすべて映像であらわしちゃってる。
日本でもたしか誘拐監禁事件があったはず。
心にずしーんとくる重い映画なんですが、なんていうか、人の可能性をかいま見るというか、これまたインサイドヘッドと同じように「成長」「変化」を感じることができる1本。


今年は2位と1位がとびぬけてよかったなあ。
今話題のスターウオーズと007はまだ見ていません。
ミッション:インポッシブル ローグ・ネイションがすうううううっっごく面白い!
ジュラシック・ワールドは3Dで見たときさすがの貫禄。
バケモノの子も前評判を聞いてどうかなと思ってたけど、映像は素晴らしかったです!ストーリー的には矛盾を感じるというか、共感できないところがあったけど。
インサイド・ヘッドはちょっと思ったより小粒にまとまっていました。
進撃の巨人は原作を考えずこの映画が初見だと思えば悪くないのに、偉大な原作があるためどうしても比べてしまう。改変し、削ぎ落とした部分を惜しんでしまう。
50億はいくと言われていた映画がたぶんよくて30億。(現在3週目25億くらい)
後編の事を考えると制作側は頭が痛いかもしれません。ちょっとネット社会で噂に負けてしまった部分もあるなあと思ったり。
寄生獣といい、ああいう映画はやはりハリウッドの方がうまそうだなあ。
それはさておき。

日本のいちばん長い日
これ、見た方がいい映画だなと思いました。
戦後70年を迎えて学校でいろいろと教えてこなかったこと、教えてもらわなかったこと
私が中学高校の時は、歴史の教科書に太平洋戦争のことなんて数ページしか載っていませんでした。
だから何故戦争がおこったのか、日本は何が目的だったのか
その流れや正解を、正確にどこの国にも肩入れせずただ事実を知る人なんて本当にもう少ないかもしれない。
目を伏せたくなるようなこと。
日本がしたこと。
日本がされたこと。
当時の諸外国がどういう立ち位置だったか。とくにアメリカがいかに非人道的だったか。
戦争を終らせるために、日本の国内が分裂していたこと。
戦争を終らせるための努力というのがあったことを知るべきだと思いました。
とくに今20代後半から上の人は、学校で
「日本は戦犯国だから無条件降伏した、ポツダム宣言を受け入れるのは当然、原爆をおとされなければ戦争が終らなかったから仕方なかった、しかも二個だけどそれも仕方なかった、空爆もありえないほどされたけど仕方なかった、軍人より民間人をたくさん殺されたけど仕方なかった」
と教えられているはずです。そんな偏った教育をうけてきたはずです。


終戦記念日にはたくさんのチャンネルでいろいろと特番が組まれていましたが
一応私はすべての番組を録画して見ました。
局によって偏向的なものがないとは言えないものの、事実を録画したもの、体験した方の話はまぎれもない真実です。
それらだけを見ても、いかにこの戦争が、国民に対して非道で
ありえないほどの苦しみを強いていたか、目を背けたくなるほどでした。
それを受け入れざるをえない空気があったことも。
もっともっと教えなければならない。
日本が悪かったことと、良かったこと。両方ちゃんとあることを。
外国がいかにひどかったか、どれだけ植民地にされかけていたかを。

今、ネット社会で多様化した価値観に生きる現代の人たち(自分も含めて)が
あの時代と同じ事など絶対にできるわけがない。
したくもない、誰にもさせたくない。
日本だけでなく、他の国でもそうです。
だからといって、何もかもされるがまま受け入れる事は正義なのか?
何も盾をもたずにいるのか?
それをこの映画は考えさせてくれます。

戦争はしたくない、させたくない。あってはならない。
でも、現実問題としてテロは毎日おきている。
戦争とテロの境目がどんどんなくなってきている現代。
国と国の関係も、表立っての関係や人と人の1対1の関係と、国という大きな単体で見たときの関係は違っています。
たとえば中国と日本は表向きは今、関係が悪化していますが
個人で見たらとくに憎しみなんかもってないし、お互い旅行や貿易などで交流していますし、それぞれの文化も楽しんでいます。
意識も多様化し、問題によって双方の言い分や立場も変わる。
誰もがみんな、本当に戦争なんかおきると思ってないしまず文明国はおこさない。
でも見えない裏では海域をじわじわ占領されたり攻防が繰り広げられているのです。
世界中、どの国も建前と現実を使い分けている、そういう時代。
学生の時から、耳が痛い歴史と同時にそこにあった誇りも勉強しないとダメだなあと思いました。


追記
今日テレビタックルでシールズというデモ組織の特集をしていました。
正直初めて知ったくらいなんですが、新宿などでラップがうるさかった団体はこれだったのかと…。
ファッション感覚で作って、表向き政治活動ぽくなく見せる手法は
まるでISISと同じだなと思いました。あれも動画はまるでハリウッド映画。
そういうのを見て、友達がいなかったり一人で寂しかったりする子が
宗教団体にいくのではなく、こういうデモ団体に入る事もある時代かもしれないな。
リーダーがいないという事は誰も責任をとらない裏返しと思ったり
日教組がまた絡んでいそうだなと思ったり
人の名前を呼び捨てにしてさげすむ下品な歌詞が嫌いだなと思ったり
基本的にまったく同調も応援もできませんが、反対もする必要性を感じない。
ただなんとなく、中には、学校や社会で個人の能力があまり活かされず評価もされない子が
こういう小さな団体の中だったら「プラカードをデザインする」とか「歌を作る」とか
役目を与えられる事に充実を感じるからやってる、っていう子が多そうな気がしました。
居場所が欲しいだけじゃんっていうね。
でもまあ昔の学生運動がおこっていた時代をまったく知らないのでイメージですが、それに比べたらずいぶん熱がない。
とはいえ若者がこういう団体を作る不安定な時代に再びなったという事かもしれない。
世界中が毎日爆発し、テロがおき、事故もおき、経済は悪化し、ぐらぐらしている。
いろんな意味で過渡期なんでしょうね。
2014年ももうすぐ終わり。今年公開された映画で、自分が見たもの限定でランキングにしてみました。
自分的まとめの意味もかねて。


10位 フューリー
 今までハリウッドでよく作られてきた戦争映画の感動ものとはひと味違う。どちらの価値観にも肩入れしないというか、ただ淡々と人が死んでいき、それぞれの考えを描き、人間ドラマを過剰に演出しない。でもちゃんと感動がある。妙にリアルに感じられました。見た後に何かを考えさせる、というひきずりを残すのがうまい。

9位 WOOD JOB!
 日本の神様と村人の距離感をおしつけがましくなくエンタメに仕上げたところがよかった。前作のロボジーがあまりにも期待はずれだったのでどうかなーと思ったけど、これは1本の映画として笑わせ、楽しませ、感じさせ、最後は山場があって楽しかった。主人公のキャラクターも自然で今時っぽくて感情移入しやすかった。

8位 6才のボクが、大人になるまで
 12年間という歳月をかけて撮ったのがまずすごい。こんな映画はなかなか他にはない。かといって奇抜な内容かというとそれはなく、いかにもな「日常」がただ続いて行く。これヘタするとすごく退屈な話の映画なんだけど、一人の人間のリアルな成長を短縮して見て行くということが、成長の疑似体験をしている感覚になって、これは簡単に作れるものではない。人ってすぐ忘れて生きていくもんなんだなあ。今自分が生きている時間を大切にしていこうと思わせる映画だった。

7位 るろうに剣心
 日本映画のアクションものでこれが今のところ最高峰じゃないかと思わせる。シリーズ1の時のように必殺技を叫んで変にマンガに近くしようとした演出をいっさいやめ、リアルさと臨場感とスピードを重視したのは大正解だと思う。クサいセリフの応酬がこれほどハマって気持ちいい映画ってそうそうない。とにかく全員のアクションと映像がかっこいい。キャラと俳優さんもそれぞれハマっていたと思う。

6位 オール・ユー・ニード・イズ・キル
 日本の原作をもはや別物の域にまで料理した手腕に驚く。中二的な閉鎖物語を、広い世界のSFに仕上げた。この監督は物語展開のスピード感に定評があり「映画はここまできたか」と評される人。それが凄くうまく活かされて息もつかせぬ展開だった。最後まで飽きない。

5位 インターステラー
 宇宙の広さや未知なものを「怖い」と感じさせる映画。ゼログラビティもそうだったけど、こっちの方が先の展開もよめず面白かった。ブラックホールやワームホール、次元の違う世界を映像化する事がここまで可能になったんだなと思った。まあ学者の想像ではあるんだけど…。いろんな難しい事を「分かったような気」にさせるのも上手かった。

4位 永遠の0
 右寄りとか左寄りとか、いろいろ反発をもつ人もいるだろうけど、日本の作る戦争映画の今の限界がこれかなと思った。だいたい昨今のドラマでは「今の価値観」をもつ主人公(とその周囲もみんな)が軍国主義に反発するというスタンスばっかりで、どうもこれは違和感を持ってしまう。でもこの映画は「アメリカと戦い、勝つ為に一丸となる姿」を真っ向から描いている。と同時に主人公は別に戦争反対しているわけではなく、ただ「家族の為に生きて帰る」という事に執着している、というスタンスも非常にわかりやすく感情移入しやすい。できればなかった事にしたい軍国主義的なところも曖昧にせずきちんと表現している。飛行機のシーンなどは圧巻だし、スピード感もあり、当然人間ドラマ部分では泣ける。難を言うなら現代パートの三浦春馬さんの演技が大げさすぎて嘘くさいというところだけ。岡田准一さん演じる主人公がラストで特攻として突っ込んで行くあの目つきは、パイロットとして誇りを持ち、なおかつ覚悟を決めたまごう事なき「軍人」だった。家族の為に、卑怯者と呼ばれても生きる事を望み、目的を遂げる事よりも部下の命を案じた主人公が、あの目つきでラストを閉めるというところが、この映画の全てを物語っている気がする。そこに陳腐な奇麗事はない気がした。

3位 アメイジング・スパイダーマン2
 これと永遠の0はほぼ同列で3位。でもこっちが上になったのはやはり映像の素晴らしさと、親子関係の深さを描いた上でのエンタメ性かな。前のスパイダーマンよりも脚本は暗く、深く、人間の心や親子の距離感を掘り下げていると思う。こちらの方が前作シリーズよりも大人向け。

2位 ゴーン・ガール
 脚本でいうならこれがトップ。伏線のはりかた、展開、ラストにいたるまでぜんぜん飽きないし先がよめない。後半で驚かせるという手腕って「シックスセンス」を思い出すけど、だまし続けるって結構難しいんだよなあ。アメリカ社会の縮図を見せられるようなリアルさもあり、1本の内容が濃い印象。

1位 ベイマックス
 日本の捉え方が微妙にずれているところは安定のアメリカ。でも単純に物語として面白かった。それぞれが特技を活かし、仲間としてがんばる展開にもっていき、ラストの山場にいたるまでエンタメ性たっぷりだし、アクションも多く見応えがある。途中でだらける展開もなく最後までテンポよく見せられて飽きない。途中とラストで泣き所を二つもってくるところもニクい演出。特にラストの「ベイマックス、もう大丈夫だよ」というセリフは、最初に聞かされた時点ですでに大いなる伏線でありネタバレでありラストの予想がつくくらいのベタっぷりだけど、それを外さずちゃんとやってくれたのがとてもいい。キャラクターデザインもいいし、なによりベイマックスが欲しくなるくらい癒しフォルム。歩き方、物の当たり方、膨らみ方、セロテープはったり、いちいち行動がマックスかわいい!これは宮崎駿の映画にでてくる「もののけ」とか「動物」などの愛くるしい動きに共通するものがあるなあ。思わずにこっとしてしまうというか、くすっと笑わせてしまうような愛嬌がある。こうした小さな動きのこだわりがベイマックスというキャラを魅力的にしている。笑えて、泣けて、アクションあり。とてもいいエンタメ。


他にもいっぱい面白い映画ありましたが、今年はわりと豊作だったなあ。
個人的に、興行収入がいいわりに私はイマイチ(面白くないわけじゃない、けど惜しいって感じ)だったのが
アナ雪、マレフィセント、300 帝国の進撃、思い出のマーニー、GODZILLA ゴジラ、ウルフ・オブ・ウォールストリート
あたりかな。
アナ雪、マレフィセントは映像はすっごく奇麗だし幻想的。アナ雪にいたっては歌もよかった。でも話じたいはどうってことないというか、感動や爽快感、もしくはハラハラ感とか考えさせられる部分とか、何か心を動かすという面でストーリーは弱かった。なんか足りない感じ。
ウルフ・オブ・ウォールストリートは結局ドラッグばっかりやっとるやんけ、という感想が…。でも刹那的に生きる感じはすごく出てた。

ドラえもん、ホットロード、テルマエ・ロマエⅡ、は面白かったけど、見た後何日か思い出すほどでもなかった。ドラえもんはもう知ってる内容だしね。どうしてもつぎはぎ感が出てしまうし。

そしてあんまり面白くなかったのがトランセンデンス、ルパン三世。
ルパンはそれぞれ役者さんが「キャラに合わない」と言われるのを覚悟で頑張ったんだろうなあというのも伝わってくるし、似せようと努力しているのが垣間見えた。アクションも見応えあったし。でも違和感の方が勝ってしまったな。
トランセンデンスは最後まで退屈なままだった。テーマは壮大な地球愛なのにそれが伝わりきっていない。結局は二人の恋愛物語にこじつけようとしたのが無理だったのでは…感情移入どころいっさい無い。
すべてのドラマの最終回がおわり(純と愛は途中)、2012年(1月時点で途中の物も含む)のドラマすべてを振り返ってみました。
そして見ていたもの限定で個人的に面白いものに星をつけてみますと…

カーネーション       ★★★★★★★★★★★★★★★
鍵のかかった部屋      ★★★★★★★★★★★★★
リーガル・ハイ       ★★★★★★★★★★★★
タイムスクープハンター   ★★★★★★★★★★★★
梅ちゃん先生        ★★★★★★★★★★
相棒            ★★★★★★★★★★
高校入試          ★★★★★★★★★★
ラッキーセブン       ★★★★★★★★★★
はつ恋           ★★★★★★★★★
遅咲きのヒマワリ      ★★★★★★★★★
リッチマン、プアウーマン  ★★★★★★★★★
PRICELESS         ★★★★★★★★
悪夢ちゃん         ★★★★★★★★
13歳のハローワーク     ★★★★★★★
TOKYOエアポート      ★★★★★★★
ドクターX          ★★★★★★★
都市伝説の女        ★★★★★★★
運命の人          ★★★★★★★
大奥            ★★★★★★★
ストロベリーナイト     ★★★★★★
勇者ヨシヒコと魔王の城   ★★★★★
ATARU           ★★★★★
結婚しない         ★★★★★
理想の息子         ★★★★
カエルの王女さま      ★★★★
純と愛           ★★★★
トッカン          ★★★★
クレオパトラな女たち    ★★★★
つるかめ助産院       ★★★★
遺留捜査          ★★★★
浪花少年探偵団       ★★★★
実験刑事トトリ       ★★★★
ゴーストママ捜査線     ★★★
黒の女教師         ★★★
聖なる怪物たち       ★★★
37歳で医者になった僕    ★★★
GTO            ★★★
ハングリー!        ★★★
最高の人生の終り方     ★★
Answer           ★★
最後から二番目の恋     ★★
もう一度君に、プロポーズ  ★★
恋愛ニート         ★★
東野圭吾ミステリーズ    ★★
Wの悲劇          ★★
息もできない夏       ★★
サマーレスキュー      ★★
東京全力少女        ★★
MONSTERS         ★
三毛猫ホームズの推理    ★
ビギナーズ!        ★
ダーティ・ママ!      ★
たぶらかし         ★

といった感じです。
テーマ、ストーリー、演技、キャラクターすべてにおいてカーネーションは完璧だったなあ。斬新な演出、達者な役者達のリアル感、どんどん前に進んで行くポジティブさ、そして主人公の糸子のキャラクター。本当に楽しくて考えさせられる事も多くて、素晴らしいドラマでした。ああいうのがまた見たいなあ。

鍵とリーガルも同じような感じです。キャラクターや演出、役に合ったそれぞれの演技。鍵は特に音楽が良かった。謎解きの部分が残念な回もあったりしたけど、是非続編をやってほしいなあ。

タイムスクープハンターはもう鉄板。

梅ちゃん先生は話はどうでもいい内容でしたが、好きになる面白いキャラが多かったです。松岡さんとかね。全体的にコメディで軽く見るドラマでしたが、それが面白いと言う事はよっぽどキャラクターの魅力が大きかったということ。

高校入試は最終回のオチが駆け足で残念でしたが、社会に問題提起するようなテーマ、妙にリアルな人間関係、演出、いろんなところが新しかった。基本的な脚本による力が大きく、さすが湊かなえといったところでしょうか。

コメディではラッキーセブンがアクションも在りでおもしろかった。全体的にフジらしい軽さとオサレ感があふれて、テンポもよかったなあ。

恋愛ものでははつ恋が最も続きが気になりハマりました。役者の演技ってこういう恋愛ものではすごく大事になるんだなあ。もう、話とかより役者の演技でおもしろさが決まると言ってもいいくらい。
リッチマン、プアウーマンや遅咲きのヒマワリも青春の恋愛群像ものとして楽しかったけど、はつ恋に比べるとまだまだ主役級の役者達に深みが足りないと思ってしまった。気持ちを表現する表情ひとつとっても全然違う。台詞まわしとか、切なさの演技とか。
でもキスシーンが一番うまかったのはヒマワリの生田君でした。

勇者ヨシヒコがパート1に比べて残念だった。同じような事の繰り返しで、しかもパワーダウンしてた。パート3か映画があるなら、1と同じくらいのクオリティと笑いを期待したい!


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