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2016-08-10 10:55

菜の花の彼、第2部は心理描写が丁寧な少年マンガ

ここ3話分くらいをまとめての感想になります。だから長いよ。
以下ネタバレ、何も知らないまま読んだ方がぜったい面白いので、嫌な人は本当に見ないで下さい!!!!!!!!!









































とうとうここまできた!
菜乃花と鷹人がお互いに過去を払拭できる瞬間が…!
そして、今のお互いを見つめ合う瞬間が……!!!!
これを、二人の恋の終わりととるか始まりととるかでこの先の見方は180度違ってきますが
私にはどうも始まりのように見えました。
もう、このシーン何回読み直したかわかりません。

渡されたハンカチのシーン、
小物を絡めた心理描写の作り方
鷹人の涙は、欲しかった菜乃花の言葉で溢れ出た浄化の涙でもあるし、嬉し涙でもあるし、自分の愚かさへの戒めでもあるし、なにより
今、目の前にいる菜乃花がもっと好きになった、改めて恋をしなおした涙でもあるわけです。


それよりもずっと目の前の菜乃花は
俺が思ってたのと違う
違って、もっと ずっと

俺が恋した菜乃花だ


鷹人〜〜〜〜〜〜!!!!!!。・゜・(/Д`)・゜・。
もう、こんなに純粋で、こんなに不器用で、こんなに一途なキャラみたことない。
ああああ…


ハンカチぽすっの直前までのスローモーションのような緊張感がいいですね。



ここ数回はほんとに菜乃花も鷹人もいろんな表情を見せてくれました。
結婚したら結構尻にしきそうなしっかり者の菜乃花の顔や、幼い子みたいに拗ねた顔
鷹人のいっちゃってる顔→思ったのと違う反応に戸惑いどきどきする顔→迷い→覚醒、発覚、自覚
この表情の変化がほんとにお見事。桃森先生の画力たるや…。
61話の途中で「とりもどすんだ」と思っているところも、それ以前の取り戻したがってる顔とは違って生気が戻ってるんですよね。目に迷いがあるのがわかる。
変化といえば隼太もすごくて、ここにきて身体エリートが生かされてきた!



制服を準備して、菜乃花が1巻でしてくれたように自分も、と思っていたであろうに
烏丸の方が上手だった。
でもまたさらにそこから這い上がって、今の俺がいかなきゃっていう思いで走り始める隼太がほんとにかっこよくて。



正直、私は58話までを読んでて、多分制服に着替えた隼太が菜乃花の目の前に現れて、1巻の逆パターンをやるんだろうと思っていました。
でも、そんな安易な展開ではなかった!!!
さすが、と思いました。想像したよりずっと良くて、さらにみんなの成長がみられた。
今を見つめ、今の自分がなんとかするんだっていう想いは
この時、鷹人と隼太がリンクしてるわけです。二人とも「今」をみつめている。
ぜんぜん違う場所で、ぜんぜん違う立場で。
さらにいうと、菜乃花も「今」をみつめているからこそ鷹人にあの言葉を言えたわけだしね。
3人の想いが交差して同じところに向かってあがっていく様はとてもよかった。


ここまで読んで、58話がとても重要だったんだと気がつきました。
ただ文化祭で可愛い素の顔を見せて、2人のいちゃいちゃが可愛らしいだけの回ではなかった。
菜乃花がこう言ってます

 隼太くんが笑ってくれた分だけ 私は私のことむやみに責めなくなった
 私は私のこと信じてあげられる

まあこの回は、隼太は烏丸の毒牙におちなかった、という回でもあったわけですけど
それよりあそこで菜乃花は、強くなり過去の自分も今の自分も受け入れてることが布石として表現されており
だからこそ鷹人に対しても緊張や引け目がなく接する事ができ、
今回のセリフが言えた。
隼太と会って変わった今の菜乃花が鷹人の目を覚まさせ救うことができたんです。
そんな菜乃花に鷹人はまた恋をしてしまった。
皮肉です。

鷹人がいくら近い距離にいて、物理的に菜乃花を守ってきても
近くにはいないのに菜乃花の心を守っている隼太にはかなわなかった。
これまでは。


たぶんこれまでの流れや伏線の張り方からして、隼太は本当にアメリカにいくんだと思います。
もう12月の初めにはいなくなってるはずだし。
彼がいない間に鷹人と菜乃花がどう変わるか、というのがここからのストーリーの軸じゃないのかな。
これからの鷹人は物理的にではなく心も守れると思うからです。
そして菜乃花も、そんな今の鷹人をみる事ができるし、今までは躊躇していたような優しさを与えることができる。
本当に遠く離れた隼太は心しか守ることができない、さてどうなるか。
烏丸のなげかけた「好きってどんな気持ち?」はまだ3人に試され続けるはず。


それにしても菜の花の彼、第二部は通しで見ると非情に少年マンガ的な構成になってるなと思います。
ヒーロー(主役)=隼太
姫=菜乃花
ライバル=鷹人
悪=烏丸

突然の状況変化やライバルのせいで窮地にたたされていく姫

ヒーローとライバルがそれぞれの立場から守ろうとする

しかし姫の心に隙がなく病み始めるライバル、そこにつけこむ悪の洗脳により手に落ちてしまう

姫の力でライバルの洗脳をとく

ヒーローとライバルが同じ敵にむかっていく←イマココ

ね、完全に少年漫画テイストなんですよ。無いのは天下一舞踏会ですが。
けど基本にあるのが恋愛という大きな軸で、それぞれの変化の心理描写をしっかり丁寧に追っているから少女漫画たるわけで
鉄骨先生はもしかしたら少年マンガの方が根底にある方なのかもしれないなあ。
リアルな恋愛物語として共感できるのは1部ですが、物語として面白いのは断然2部だと思います。1部と2部でまったく別の作り方をしている。
だからこそ菜の花の彼の次の連載が、もしかしたらちょっと変わった設定での恋愛かもしれないなと思ったりするわけです。SFやファンタジーもありえるし。

とはいえ、菜の花の彼はまだまだあと数巻は続くと思います。
この烏丸の決着がついたとしても、鷹人と菜乃花の関係はここから始まりそうだし。
花畑の約束の伏線が、この文化祭の教室でまとめにつながるとは思えません。「本物の花畑じゃなくてもいい」と言っていたのだから途中経過でしかないわけで。
先がよめない物語、まさにその通りです。
状況もですが何より心が変化していく物語。その変化の過程を丁寧に追う物語です。

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2016-06-12 09:49

菜乃花かわええー!からの勝手な感想

菜の花の彼、つらつらと感想。
以下ネタバレ含みます↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
































今回じゃないけど妙にこの扉がすきなんです。

烏丸と猫、なぜか似合う。



そしてもう今号の菜乃花さんのかわいらしさといったらね!!
すっごい楽しみにしてたんだろうなっていうのが伝わってくるくらい、内心浮かれてて隼太を待ってたのがほんとかわいい。
おめかしして、あれしてこれしてって考えて、「ちょっとね」なんて秘密にもしてみて、そのときの笑顔といったらね〜!!!こんな菜乃花はじめてなんじゃないの?
なのに隼太ときたらスルーですよ…心配なのはわかるけどこんな顔を向けられるのは隼太だけなのにちょっとせつないぜ。
でもその後の拗ねた菜乃花とのやりとりがすんごくかわいくて、萌えたから許す。

こんな顔するようになったんだよ、ほんと変わったよね。かわいくなった。
あるいはもともとこういう子だったけど、遠慮して出せなかったのを隼太だけが引き出せたのかな。

今回はいよいよ烏丸の姿にせまる入り口にきた感じ。
健介先輩はいざという時に頼りになりますね。隼太といる時の健介ってどことなく先輩風をふかせていて「面倒みてやるよ」感がでるんですよね。そこがかわいいw

そしておちゃらける事を忘れない健介w

このあと「モテ仲間?」ってひがんでる時のギャグ顔がwww

けど隼太と鷹人を天秤にかけたら健介にとっては鷹人が勝つんだろうな。存在の重みというか。それは自分がしてきた事の罪悪感も重なってかもしれないけど。
今回のやりとりと、文化祭に行かない結論を出した健介を見てそう思いました。

今まで気になっていても口に出せなかった事をとうとう聞いてしまった隼太。
この「なんで鷹人じゃだめなの?」ってたぶん読者も思っていたことじゃないかな。あんなに守ってきたのにって。隼太も気にするくらいにさ。
そして烏丸って、今までほんとに夢の中にいるみたいな現実感を伴わないキャラとして描かれてたんだなって思いました。
今回で彼が何年生でとか現実的な情報が出てきて、そういえばそんな基本的な事も知らなかったなと。
その夢の中みたいな世界に、鷹人がだんだんひきずりこまれていってる感じがします。
今の鷹人はなんだか烏丸の世界の、夢の中の人みたい。現実感がない。
隼太は逆にいつも現実をしっかり見ている。
菜乃花が次回でどう答えるかで、彼女が隼太がわなのか鷹人がわなのか、どちらの世界にいるのか分かる気がします。
隼太がわにいるとしたら、鷹人を救えるのは菜乃花と隼太ってことになるし
鷹人がわにいるとしたら、菜乃花により近い場所にいるのは実は隼太より鷹人ってことになる。



ところでおたよりコーナーの先生に質問みたいなところが、今回は桃森先生だったんです。
やっぱすごく早くから漫画を描かれていたんですね!好きな人は小学生くらいから描くものなんですね〜。
そして先生の好きな漫画を見る限り、やっぱり恋愛だけの学園ものよりもっとやりたい漫画があるのかもしれないと思いました。
たとえばけっこう長いスパンで読ませる世界観でファンタジー要素もあったり、けっこうエグい(エログロ殺人の意味ではなく、感情がエグいという意味)事も入ってきたりするやつ。恋愛の話としても、ただ普通の学園の二人というよりは
特殊な設定の二人とか、ただの学生ではなかったりとか。
先生のデビューコミック作って音楽の部活ものだったこともあり、成長要素がある専門分野がやりたいのかなと思っていました。けどハツカレでピュアなラブコメがヒットして以来、雑誌の系統としても基本的な学園ものからはずれたものが描けないのかもなあ。
悪ラブも、本当はもっとダークで深い部分まで切り込んでいきたかったのかもしれないと思います。今読むと評判の良かった合唱コンクール編もテンポが速くて、もっとえぐるような心理描写をゆっくりぐさぐさ描きたかったのかもしれない。
セリフやモノローグは今でも心に残ってるくらい、深くて鋭いものが本当に多いんです。
でもその真理にいたるまでの過程が「菜の花」よりずっとずっと駆け足。
黒須という後輩キャラが出てきてからは会話の掛け合いやギャグを重視したラブコメとして面白くなっていました。でも心臓をえぐる感じはなくなった。

求められるものと描きたいもののバランスや商業的な事(アンケートとか)いろいろと兼ね合いがあるのかもしれません。
鉄骨先生と組まれた「菜の花の彼」は、やってる事やストーリーじたいは悪ラブよりずっと基本的な少女漫画なのに、その雰囲気や重さは格段に違います。でも人気作品になった。
重い漫画は売れないと言われている昨今で売れ筋になった。
これはかなり先生達にとってのステップになったのではないのかな。
ハツカレや悪ラブは主人公がほんとにいい子で、友達に対してはもちろん、好意にこたえられない男友達の気持ちも汲んで思いやるような、すごく優しい子でした。
周囲のキャラもそんな感じでした。道徳的に優れているというか。
でも菜の花の彼のキャラはみんないい子ではあるけど、どこかエゴも感じる。それが人間味を感じさせて読者を夢中にさせるんじゃないかなあ。
リアルなんです、感情が。動きが。綺麗なだけで出来ていない。明るいだけじゃない。
それが奇麗ごとを良しとする昨今で人気になったというのもちょっと注目するところです。

だからこそたぶん次の連載は程度の差はあれど、もっとエグいような、心臓をえぐるようなものが許されるのではないんだろうか。(もし次の連載もお二人で組まれるとしたらですが)
(さらに追記。上でも記しましたがエグいっていうのは、エログロ殺人の意味ではなく、感情面がエグいという意味です。感じ方や切り込み方がもっと深いというか。そこが鉄骨先生の真骨頂の気がするんですね)
ジャンルを超えたものや、もしかしたら学園ものじゃないかもとか、ファンタジーかもとか。ミステリーやサスペンスも出来そうだし、いろいろ想像してしまいます。男が主人公もありえるし。
恋愛ものというのは基本的にあるとは思うんですけど、もっと抉ってきそうというか、命をかけそうというか。
今回のインタビューで鉄骨先生の答えがなかったので、鉄骨先生がどういうものを好きでやりたいのかをぜひ知りたいです。
ただでさえ作品語りや自分語りをまったくしないお二方ですからね〜…
読みきり集に入っているコメディも好きだったんですが、やはりせっかく出来る人なのだから軽いノリでさらっと読ませるものより、長期で構成された深いものがいいなあと個人的には希望を書いてみたり。
とまあちょっと思っただけですけど勝手なこと書いちゃったかも。すみません(汗

2016-05-03 20:39

菜の花の彼 2部の山場にむかっていく感じ

菜の花の彼 55話。
すごい。…もう、ほんとすごい。
こんなに胸にせまるような恋愛描写、ちょっとないです。
怒濤の55話。もうこの先とかいう問題ではなく次のページさえめくる手が震える、次のページさえ展開がよめない。
以下ネタバレ含みます























とある通販大手サイトのレビューで「少女漫画の域を超えてきてる」という風に書いてる方がいたんですが、本当に今回ほどそれを思った回はありませんでした。
思えば1巻、2巻、3巻…そうな、1部はまとめて少女漫画の枠に徹していたなあと思う。それでも少女漫画にしてはダークで重くて心理描写が鬼気迫る部分があった。
今はもう、そういったジャンル分けをするのがばからしく、申し訳なくなるほどです。
鷹人の失恋描写、心の葛藤。
初めて見せる涙がこんなに透き通って消えてしまいそうなはかない姿になるなんて。
あの我の強い鷹人さんが。
人を好きなことを手放さなければならない、でも手放せない、絶望ってこういう風に描くんだって思いました。
そして烏丸の怖さ。
ずるずると烏丸の方にひきずられていく鷹人…
烏丸の表情や描写、隼太にもつめよっていく雰囲気はもうそこらへんのサスペンスよりも怖い。
圧倒的なんです、とにかく。描写が。画力が。
次の展開がよめない。こんな少女漫画を描けてる人、今は他にあまりいないと思う。
昔に読んだ山岸凉子先生や吉田秋生先生を思わせるような、少女漫画の枠を超えて読ませる底力を感じます。
ちょっと青年誌の感じもするんですよね。圧倒的な内面に入って行く容赦なさとか、描写のリアル感とか。精神的にせまる怖さとか。

もうこのあとの展開がまったく予想できないんですが、鷹人に心の弱さや脆さがあるのに対して
隼太は負けてない。芯が強い。
烏丸は鷹人を操ることはできても、隼太にはかなわない気がする。
あれ、こういう書き方をしてて気がついたけど、「菜の花の彼」2部ってちょっと少年漫画的な流れでもあるんじゃないですか…?
とあるブログで感想を書かれているのがすごく面白くて、烏丸がゾーマかデスピサロかで話は変わってくるって書かれていてなんか妙に納得してしまったという。
その素敵ブログさんの感想はこちら東京漂流瓶集配局

通販サイトレビューでもあったけど、桃鉄コンビの次の作品がすごく楽しみです。
この菜の花の彼は少女漫画の王道っぽい感じで始まってはいるのですが、途中から変わってくるし、本当はもっと舞台が大きなものがやりたそう、っていうか合ってそう。
だってサスペンスがこんなに上手いんだもの。
でも読み切り集にはコメディもあってそれも面白いんで、いろんな可能性があるなあと。とくに宇宙人の話の主人公と彼の二人は、ボケとツッコミみたいなところがあってキュンキュンしてかわいいカップルだった。
しかし個人的にはやはり、菜の花の彼にあるような心理描写の深さ、人が人を求め好きになること、を基本的には外さず読みたい。それをふまえた、菜の花とは全然違う世界観のものとか、もっとドラマチックでフィクション的な(ファンタジーやSF的な)ものもいいなあとか。

でも菜の花の彼がどういう風に進んでいくかですね。
2部の準備段階を終えて、いよいよ本番に入りそして山場に向かって行くのかなっていう雰囲気ではありますが、もう先がぜんぜんよめない。
鷹人がここまでになってしまうと、次回でどう変化しているか気がかりです。
隼太がどうでるか、そして菜乃花は終わりまで鷹人に目を向けることは本当にないのかな…
鷹人と菜乃花の関係がどうなるか。
花畑はどういう形になるのか。
次が待ち遠しい。

2016-04-24 13:59

なるほどここからか!菜の花の彼 54話感想

ああ〜〜〜怒濤の54話。
そうか、鷹人が転校してきたのも菜乃花がクラスで孤立したのも鷹人がそれを救う為に変わろうとしたのも実は隼太が大きく影響していたのも
強いて言えば烏丸というキャラが新しく出てきたのも
なにもかもここからの鷹人と隼太を描くためだったんだ。
鷹人をこの心境にいたらしめる流れだったんだ!
だから8巻と9巻で伏線をこまかくこまかく丁寧に貼ってきたんだと…!すごい。


いや、ほんとにこの先の展開がよめない。以下ネタバレ

























54話から文化祭という一つのイベントが提示されて、でも重要なのはその学校イベント自体ではなく
そこに絡むキャラ達の思いと「花畑」というつながりです。
最終回は菜乃花を隼太が約束の花畑につれていってくれて終わり、だけだとちょっと物足りないなーと思っていたんですが
もうそんな花畑の使い方なんてこの漫画ではしないですね。
隼太にとっても鷹人にとってもそれぞれの思い出がある花畑、でもどっちもまだ花は咲いていなかった←ここ重要
それを菜乃花が自分で作って見せようとしている。しかし烏丸に汚される。
花畑というキーワードで3人の恋心が渦を巻き始めている。
これ、思えば3巻からずっと伏線はってたようなもんだよなあ。


烏丸はどうもかなりサイコなキャラではあるけど、純粋に「好き」の正体をずっと探していて
それが鷹人の中にあるような気がしているんだと思います。
でも前回でたかだかお友達()になって喜んでいる鷹人のしょーもない顔を見て、ある意味もう鷹人に興味がなくなってしまったんだと思う。
こいつからは何も得られないと。
だから今度はこっちから動いて変化を与えようと。
けど今回鷹人は悟る。
「ただの友達なんて 俺はこんなにも望んでなかった」

その後の鷹人さんがもう可哀想で可哀想で。
クラスで助言をしてくれる鷹人さんはある意味もう紳士で、ぶっきらぼうな言葉とは裏腹に小さな幸せで自分をごまかして自らを満足させようとすらしていたのに…
それさえも許さない菜乃花…。

どSだよ!!!!(涙)

でも隼太に対してものすごく一途で、もう絶対に他の人にフラフラなんか1ミリも考えられないところが菜乃花の魅力でもあるわけで。
八方美人ではまったくない代わりに、残酷なほどたった一人しか見ない。
それは鷹人も同じなんだけど、前回の感想でも書いたように、鷹人は優しくなればなるほど自分を傷つけていく。

今の表情を知ったら、今度こそ烏丸は鷹人にロックオンする気がします。
その根底にある気持ちは「菜乃花にふられた」って事じゃないのかな。自分で気付いてないけど、烏丸は鷹人にシンパシーを感じていて自分の思うように行動してほしいのかもしれない。
だから前も「消えられる?」って誘導するみたいに聞いてた。


しかし今回、健介や洋、友達もみんな出てきて、もしかしたら文化祭でオールキャラそろい踏みになるのかな。
大きな事がおこりそうな予感。ひとつの山場にむかってここからいよいよ開始ゴングが鳴ったような、高揚感のある回でした。
どうなるここから!
あ、それと余談だけど隼太と菜乃花のつきあいに余裕がでてきてたw
一度エッチするとものすごく距離が縮まるじゃないけど(二人はまだしてませんけど)それに疑似るくらいすごいラブラブの段階をひとつのぼりましたので
ちょっと男の余裕みたいなのがうまれちゃってるんじゃないの隼太〜
「それで?」とか言って女子に言わせる余裕がwにくいww
隼太ってモテる大人の男になりそう…


恋をして強くなる者と、弱くなる者。
表紙カラーの菜乃花が美しくて凛としていて、ラストの烏丸のセリフが余計に刺さります。

「全部はぎ取られて 何もなくなったところにある」その気持ちとは。
そして、手に入れたものをふいに失う可能性が隼太にもある、っていう示唆が
こんなにどん底の鷹人にもまだ可能性があるんじゃないかと…。
私はまだ思ってますよ
もしかしたら鷹人と菜乃花がくっつく事もあるんじゃないかって。

2016-04-09 23:27

菜の花の彼 鷹人おおお!!!!

菜の花の彼、鷹人がもうせつなくて、かっこよくて、美しくて吐きそうです…
もう彼を見届けずにはいられない!!!!!
53話、ネタバレありです。かなりストーリー面はボカしたけど。
もうコミックでまとめ読みした方が絶対いいから、絵すら見たくない人は注意
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓





























鷹人がどんどん優しくなっていくの…
もうこの、はにかみながら嬉しそうに恥ずかしそうに菜乃花と言葉をかわす彼を見て下さい!



もうね、言葉はいつもに増してぶっきらぼうで、菜乃花の方がいっぱいしゃべってるのに鷹人は一言、二言、憎まれ口をきくだけなんですよ。
なのにこの、溢れ出るせつなさといじらしさ。
気付いてあげてよ菜乃花!!!!!!!

でも仕方ないね、鷹人は静かに見守って、心の中で「よかったな」と思う時だって
誰にも気付かれずに気にかけて、誰にも知られず優しさを向けようとしてる。



優しく、静かに、守ってる。
変わったよ。
もうさ、こんないい男いないよ。不器用で、悲しくて、守ってあげたくなるよ。
菜乃花は鷹人でいいじゃんか…って思うけど、
隼太とのやりとりを読む時は菜乃花には隼太しかいないって思うし、ああ〜〜〜〜
だって隼太だってすごくいい子だもんね…男として成長してきてるし、申し分ないんですよ。凸凹の意味でも隼太の方が合ってるとも思うし。
でもどうしても、鷹人の心に寄り添って読んでしまう。
最近はただ廊下を歩いてるだけの鷹人にもときめいてしまいます。



腕まくりがいいよね、萌える。


なのに!!!ああ〜〜〜〜〜今回もう、せつなくてせつなくて…
私が鷹人をぎゅってしてあげたいよ。



烏丸がここにきてほんっっとに存在感を大きくし始めてきてるんだけど、よく見ると彼もイケメンなんですよね〜


とかいってる場合じゃない。烏丸がいよいよ本格的にからんできて、大きくみんなの関係を変えそうで怖い。このキャラ、まだ謎部分が多いのもあるけど
性格や言動からしてかなり闇にいるというか、わりとサイコな部分があるにも関わらずけっこう本質をついてくる言動をしてるんだよね。
無邪気に人に「好きってどんな気持ち?」と聞きまくってるところはすごく純粋なところがあるんじゃないかって思わされるところもあるし。
そして今回の大地とのからみ。
大地もいい男になったなあ…必死で優子への思いを語ってるところは、すごく情けない表情をしてるのにかわいくて、優子って幸せだなって思った。
みんなが幸せになってほしいよ。


でももう、ほんとに鷹人ですよ!!!!
今回は鷹人の心象風景がすごく良くて、ああこういう独特の表現こそが菜の花の彼っぽいなと思いました。
絵が上手いのもあるけど、言葉の選び方がいい。
てか、最近の桃森先生の絵はべらぼうにいいです。表情とか抜群に綺麗なのにちゃんと感情がわかる顔だし、せつないし、動きがあるし、体が色っぽい。
ネタバレになりすぎるので、決定的な表情とか、感情が溢れ出ている顔とかシーンはここに載せないようにしています。
ぜひコミックスでお確かめを!
鉄骨先生の深い話を最大限に現そうとしてる気がします。いいコンビだ〜!

次からの展開がどうなるのかな…
鷹人は優しくなればなるほど自分を傷つけ痛めている気がして、泣けてくる。
かといって他の女の子をあてがってほしくない。
なんとかならんもんか…
早く続きが読みたい。


もちろん隼太もいいんで
かっこいい隼太の扉絵ものっけておこう。

ボールがいっぱい転がってるけど、よく見るとバレーボールだけじゃないんだよね。
彼の未来はいろんな選択肢がある示唆にも感じてしまいます。



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