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管理人の日記、毎日のことやニュース、映画にドラマ、なんでもつらつら不定期更新。でもほとんどドラマの感想。
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すべて最終回をむかえました。
結果的に面白い順にならべると

★★★★★ 半沢直樹=名もなき毒>夫婦善哉
★★★★  DOCTORS2
★★★   あまちゃん>なるようになるさ。>山田くんと7人の魔女
★★    救命病棟24時
★     SUMMER NUDE>矢部謙三2>Oh, My Dad!!
見なくなった… ショムニ2013、スターマン、Woman、町医者ジャンボ!!

こんな感じです。
やっぱり名も無き毒は見応えがあったな。これは原作の面白さとキャストがぴったり合っていたのが良かった。
主人公は小泉孝太郎さん以外には考えられないほど合っていたし、なんといっても原田いずみが上手すぎる。
おそろしい人物描写に、誰もが持つ毒、
それを出すか出さないかで、いい人か普通の人間か決まる。
しかし誰もが原田いずみになりえると言われても、あれはやっぱり特殊なケースだと思うなw
トラウマがあるからそういう変な人物になる、というところにこだわらず、そういう人は愛されて育ってもそうなのだという解釈が良かったです。
先が気になる面白いドラマでした。

半沢直樹はもやもやした終わり方だった。
絶対先を見越した終わり方だけど、それにしてももう少し終わり感を出してほしかった気もする。
1話はリアルさとドラマチックさがちょうどいいバランスでとれていたはずなんだけど
漫画みたいとか、勧善懲悪とか、倍返しとか
いろんな感想がぶわっと出たとたんに、それを逆に誇張するような作り方に変わったなと思う。
だから最終回が一番御都合主義で、一番マンガ的演出だったという。
リーガルハイの方が好きなので次のクールが楽しみです。

なるようになるさは呆れるくらいドリームだった。
というか、お年寄り向けのドリームドラマなんだろうな
お金があって余裕があって子供達もいて、でも夫婦二人だけで
そんな中、周囲を助けることで尊敬もされ慕われる。
あのろくでもない子供達だって、基本的には親を頼るスタンスだから、
そこも含めて高齢者の夢なんだろう。
慕われも、いいように使われもしない、会わないような子供との関係が一番いやなはずだから。
それを思うと、あんなろくでもない息子達だけど「この家に戻ってきたい」とか
「俺たちの部屋をなくすなんて」と文句を言ってくれるのは嬉しいのかも。
いろいろ嫁として勉強になるドラマでした。

今期はすごく面白いドラマとそうでないドラマの差がはげしかった。
とくに織田裕二さんのやつはほんっとにイライラするドラマだったなあ。
最終回の会社シーンだけはさくさく進んで良かったし、この脚本家のリッチマンプアウーマンも面白かったので
家族愛や恋愛を描くより、会社でのしあがっていく仕事ドラマを描く方がいいのではないかな、
と思ったりします。
人情ものはこの脚本家には合ってない。なんとなく偽善の上っ面ものだけになっている気がする。
だけど会社でのシーンやアイデアはほんとに面白いんです。リッチマンの時もそうだった。恋愛シーンがまるでテンプレだった。なのに仕事シーンは面白い。

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最近のあまちゃんが楽しめない。
それはきっと、アキというキャラクターの心情が理解できないからだと思う。
というか行動原理がわからないのだ。

気持ちの変化が突飛すぎてついて行けないというか、おきざりにされる。
先週の月曜日、震災の描写があった
その日は素晴らしい出来だと思った。
ジオラマを使った表現もこの日のためだったのかと思わされたし
電車の中の大吉さんの行動もリアルだった。(さんりくという漫画とセリフなど全く同じではあるけども。というかこのレベルでオマージュなのか?これはちょっとな…というレベルで同じだったんでちょっともやもやするところはあるけども。)
東京で何もできない、何もわからない、騒いでいるわりに実態は遠い感じや
テレビで見るだけで何も真実は伝わってこない感じ。
それらをうまく表現してるなあと思った。
周囲の人たちの行動や、偽善と言われても何かする人と変に罪悪感を感じて何もしない人の描写
いろいろうまいなと思うところは多い、


でも肝心のアキという主人公に魅力を感じないのだ。

私が一番面白いと思ってみていたのはGMT編の時である。
地下でがんばるアイドルという仕事にも興味があったし、北三陸よりもテンポが良くて
怒濤のように変化していく様がうまかった。
でもGMTをやめて3Jプロダクションを作ったあたりからどうにもアキが好きになれず…。
すずかひろみと春子の因縁の決着や、ごめんなさいと誤るシーンはじんわりきたけど
それも周囲の人の描写なんだよね。
そう、あまちゃんって、
あまちゃん以外の人のことはとてもうまく描けてると思う。
肝心の主人公が一番適当でおざなりというのはどういう事なのだろう
それも含めてそういうキャラなんだろうか…。
それにしては気持ちがぜんぜん伝わってこない。それはいいのだろうか。

群像劇という見方をすれば、これだけたくさんの人がそれぞれ生きている感じがして
人間くさくて、それぞれに生活がある描写はとてもうまい。
それぞれが勝手に生きていて、強くて、わがままで、愛嬌があって。
でも主人公と共に見て行くドラマとして見ると、とたんに色あせる気がする。
あまちゃんという主人公そのものが偶像的に描かれているのかもしれない。
どこか実態を伴わないのだ。

と深く勘ぐってみるものの
クドカンの脚本って昔からキャラが急に突拍子もない行動したり
いきなり性格が変わったりしたよなそういえば…と思ったりもして、
ま、きっと素なんだろう(笑
という事におちついた。

全体を通して見ると、私はやっぱりカーネーションの方がドラマとして良く出来ていると思う。
主人公の成長がきちんと描けていたからだ。
ゲゲゲは成長を見守る役割の主人公だったので、私としては物足らず
梅ちゃん、てっぱん、おひさまは、いい人ばかりがほのぼのとするドラマとして面白かったがハマるほどではなかった。
純と愛は嫌いだったし、最終回はすべてモノローグで説明して終わりという最悪なものだったが
向田邦子的な家族のののしり合い人間の醜さの表現ドラマとして考えると、
単に今の時代の価値観に合わなかっただけかもとも思う。
そういえば遊川さんって向田邦子賞をとってたな。
あのドロドロはクドカンには最も遠いものかもしれないw
最終回を迎えたドラマもあります。
ドクターズ2、そして矢部警部補。
ドクターズは今イチだったかな。すぐるちゃんの更正にあまり興味がもてないからかもしれないけど
わくわく感が少なかった気がする。
でも最終回は良かったです。
すぐるちゃんも、ああこういうヘタレな感じで患者さんの心を掴むのね、という希望も見いだせたし。
今回のシリーズでは相楽先生の
「えーっと、あとは…」
というセリフがものすごく多かった気がする。
すべては彼の計画通りで、うまく転がすところがこのドラマの面白さですよ、という意思を明確に伝えようとしていた感じ。それこそ幼稚園児に教えるかのごとくのしつこさ。
ここまで分かりやすくしなくても…と思わなくもなかったけど
これくらいがちょうといいのかもしれません。
ちゃんとした医療ドラマというよりは、バラエティに近い感覚のドラマでした。
たぶんシリーズ3もあるんでしょうね。

矢部警部補は完全に最初の1話だけが良かったパターンだよ…
えらく日記をさぼってしまったなー。
子供が生まれたばかりの頃は実家にしばらく行ってのんびりしていたのですが、1ヶ月ほどしてから帰ってきて、仕事と子育てと自分のペースを取り戻すのに苦労した。
人間だらける事にはすぐ順応するのに、働くことにはなかなか慣れないというね…

さてドラマです。
半沢直樹が社旗現象となり、家政婦のミタややまとなでしこの平均視聴率も超えて、歴代高視聴率ドラマとしても高順位を取るようになりました。
正直ここまでこのドラマが流行るってのがびっくりなんだけど
もしかしたら今の日本人の隠れた心を表現していて、一番時代に合っているのかもしれない。
この半沢直樹が5年前にやっていたとしても、きっとヒットはしなかったと思う。
やっぱりタイミングって大事
そのときの人々の心とどれだけシンクロするかで、爆発的なヒットがうまれるのかもしれない。


さて個人的に今時点で面白い順に並べると…


★★★★★ 半沢直樹=夫婦善哉
★★★★  名もなき毒>DOCTORS2>なるようになるさ。>山田くんと7人の魔女
★★★   あまちゃん
★★    矢部謙三2>救命病棟24時>SUMMER NUDE
★     Oh, My Dad!!
見なくなった ショムニ2013、スターマン、Woman、町医者ジャンボ!!

こんな感じ。
半沢は大阪より東京の方が好き。やっぱり鍵泥棒コンビがすごい!
香川さんの
「はい、わかりました」
 クルッ「私は現実的な話をしていますよ」
「うん、楽しみにしてるよ」
ここらのシーン最高!!!!にくたらし〜〜〜〜!!!!!
それにしても香川さんと堺さん、演技うますぎ!
あのセリフの掛け合いは素晴らしい。

夫婦善哉も演技がうまい。大阪のおばちゃんをやらせたらオノマチの右に出る者はいないのでは。
あのどーしようもない旦那を健気に支えつつも、したたかに、女の怖さも感じさせながら
バカで共依存な二人を面白く描いてる。
ものっっすごくドロドロなのにコメディなんです。いや、前回はちょっとコメディには
なりきれてなかったけれども。
舞台というか美術、小物関係、服、ものすごくお金がかかってそう。
時代ものはNHKには勝てないな、どこも。

名も無き毒は宮部みゆきさんのドロ〜っとしたところが良くでてる。
原田いずみの人、ものすごく恐ろしい。演技力のたまものなんでしょうけど、合い過ぎ。
ああいう人、実際にいますもんね。何もかも他人のせいにする。ヒステリックで。
一つ一つの嫌がらせは対した事ないのに、積もり積もるとじわじわと人の心を確実に蝕んで行く。
まあ兄の結婚式のエピソードは全く対した事ないことはない、許されない罪でしたが。
しかし人間の内面にある毒を描いているだけあって、見ていてとっても疲れます。
なのに先が気になってしょうがない。
小泉孝太郎さんの役は、本人の境遇とあいまってか、純粋だけど苦労してきた御坊ちゃまの雰囲気が
ものすごく合っていてハマリ役です。
宮部さんがこの主人公は小泉孝太郎さんで、と指名なさったとか。
もしかしたら彼をモデルに話を書いたのかな。
さて今期個人的に2位でスタートした半沢直樹
もうね、出てる人達を見て思い出すのが「鍵泥棒のメソッド」なんですよ。あの映画、相当面白かった。
で、そのコンビがまた復活ですわ。そりゃ見ない訳ないじゃんって事で
1話。
意外と骨太だった!!

リーガルハイみたいに1話完結でスパスパと変な主人公が解決していくのかと思ったら
銀行マンが相当共感するような内容で、えらく重厚な雰囲気もあったことにまず驚いた。
あれ、これは入りにくいかな…と最初は思ったものの
テンポよく進んで行く話に引きつけられて気がついたら見入っていた。
そして途中ではらがたって、どうなるかと心配させられて
ハラハラして、むかついた頃に
半沢直樹の反撃が!
ここ気持ちよかった〜
やっぱ堺さんはこういうセリフまわし上手すぎる。

ただ何も反撃はしていない。まだ。
これからどうなるか、原作を読んでいないので楽しみです。
重厚な内容なのに面白く見れて、爽快感もあるというのは日曜のこの枠が得意な気がする。
ライトにはならないところが良さですね。前の広報室もそうだったし。


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