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管理人の日記、毎日のことやニュース、映画にドラマ、なんでもつらつら不定期更新。でもほとんどドラマの感想。
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今年の大河ドラマが始まりました。
八重の桜。

いやーよかった!!!!
掴みがすごいよかった!!

とにかく映像がすっごく綺麗!!!!
景色、空、海、人の着物、汚れにいたるまで
すべてが美しく鮮やか。
映画に使うハイビジョン用のカメラを今回初めて使ったそうで、そのせいもあるだろうけど
やはりこれは前作の平清盛の画面の暗さを払拭させるのを、すごく意識しているとしか思えない。
あの「汚れの美学」は坂本龍馬の時はとてもいい意味で映えていたのだけど
平清盛ではそこをやりすぎちゃった感がありました。
とくに部屋の中のシーンは暗過ぎて、人物がどこにいるか分からない事もあったほど。人物が闇に隠れることを心理的なものの表現としているわけでも何でもない、ふっつーの場面でそうでしたから。

最初の南北戦争もお金かかってましたねー
そこから鉄砲が日本に大量に伝わって、八重のもとにもやってきて…っていう流れが
すごい迫力の映像と共に自然な流れとして入ってきたのが良かったです。
何しろもう最初の綾瀬はるかさんの鉄砲シーンで掴まれた!

物語は子供時代の回想に入ってもわりとテンポよく進み、俳優もそれぞれ1回目からハマリ役に感じるくらい違和感がない。方言もうまい。それなりにみんな美形。でもやり過ぎ感や嘘くささはない。
ちょうどいいバランスってこういう感じ。
八重の子供時代をやっていた子もとっても上手。
会津の人たちが、いかに強い精神でもってお上を守ろうとしているか、その使命感たるやとても強固なものである事が伝わって来たし、
ともすれば堅くて説教臭いその内容が、方言のやりとりや生活感あふれる村の人たちのおかげで、いい具合に緩和されてリアルに映りました。

ただ、1話だけを見ると山場がないっつーか、
普通のドラマなら後半にばーんと心が動くような展開があって、誰から見ても山場っていうのがあって、次回に引き、みたいな流れだと思うんですが
大河はだいたいそういうのが無いよねー。
途中で分断されたような引き方をする。
だから今回も山場が無いのは珍しくはないんだけど
掴みが良かっただけに、あれ、ここで続く?みたいながっかり感はありました。

しかしまだ始まったばかり。

最初は女性が主人公で脚本家も女性ということで、江や篤姫みたいな少女漫画のような内容になるのかな、と思っていました。
篤姫はそのいい意味で少女漫画っぽい、殿との恋愛(殿のキャラクター含め)がとても面白かったし萌えたので良かったですが
江は少女漫画の悪い部分が集約されたような内容でした。納得できないまま主人公マンセー。特に深くもない主人公の説得だけで周りが一瞬で感銘を受け味方になる。見てる方はぽかーん、もやもや…
今回もそんなのになるのかと。
しかしまったく違った。
実に手堅く作ってあった。
画面も、ストーリーも、キャラクターも。
軽々しさはみじんもない。
綾瀬さんが登場してからが本番ですし、せっかく今回の冒頭で見せてくれた、鉄砲を肩にりりしく戦う主人公を崩さず、スイーツな雰囲気が悪い意味で出なければいいなと思います。
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