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管理人の日記、毎日のことやニュース、映画にドラマ、なんでもつらつら不定期更新。でもほとんどドラマの感想。
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時間がないのでメモ的に。感想はのちほどくわしく。
今のところそれぞれ4話くらいまで進んでいます。現時点での面白さは

★★★★★ 夏目漱石の妻(終)=真田丸=逃げるは恥だが役に立つ
★★★★  地味にスゴイ!>Chef>勇者ヨシヒコと導かれし>家政婦のミタゾノ
★★★   ドクターX>スニッファー>黒い十人の女>レディ・ダ・ヴィンチの診断>運命に、似た恋
★★    IQ246>砂の塔>カインとアベル
★     レンタル救世主
見るのをやめた…石川五右衛門、とげ、THE LAST COP、キャリア



地味にスゴイ!、Chef、家政婦のミタゾノはちょっとだけ落ちた。
どれもリアリティに欠けすぎる。それはそれで振り切ればドラマチックに面白くなるものだけど、基本的にキャラの気持ちの変化や流れは丁寧にやってほしい。
それができていない。あとストーリーの展開というか、問題解決が簡単すぎてご都合に感じる。
でも痛快感はあり、主人公が強くてめげないので、問題解決ができるかどうかという事に対して不安はない見やすさがある。
物語の深みには欠けるけど。
勇者ヨシヒコと導かれしはパロディがギリギリすぎて面白いw
FFに続いてテレビ局のパロ。笑いました。


ドクターX、スニッファー、黒い十人の女、レディ・ダ・ヴィンチの診断はとても落ちた。
感想はのちほど。


IQ246、砂の塔、レンタル救世主はものすごく落ちた。感想はのちほど。


逃げるは恥だが役に立つと真田丸が今んとこ面白い感じです。
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それぞれのドラマも2話から4話を迎えて中間地点にさしかかってきました。
現在のところ面白い順にならべると

★★★★★ 夏目漱石の妻(終)>真田丸=Chef=地味にスゴイ!=逃げるは恥だが役に立つ>スニッファー
★★★★  勇者ヨシヒコと導かれし>家政婦のミタゾノ>砂の塔>ドクターX
★★★   IQ246>黒い十人の女>レディ・ダ・ヴィンチの診断>運命に、似た恋
★★    レンタル救世主>カインとアベル
★     
見るのをやめた…石川五右衛門、とげ、THE LAST COP、キャリア

今期は見てるものが多いなあ!夏は本当に途中でやめちゃったり、興味もてなかったりで数が少なかったけどこの秋はどこも力を入れてる感じがします。


夏目漱石の妻は全4回という短さでしたが、とてもいい出来だった。
演じている人も上手い人ばかりだし、なんといっても全員その役にハマっていました。竹中直人さんも相変わらずの憎ったらしい役!
この人ほんとうに、器の小さいみみちい嫌な男を演じさせたら右に出る人はいないw
言いたい事は前回に書いた気がするんで割愛しますが、文豪のもつ神経のナイーブさ、繊細な感受性、逆に攻撃性
そしてそれを支える豪快な妻。男尊女卑という時代背景的なものも考慮しながら
すごくリアルに、かつ深い物語になっていたなあと思います。


地味にスゴイはあいかわらず可愛いしテンポいいし面白いけど
4話にしてちょっとトーンダウンしたなあと。毎回ありえない展開やご都合をふまえても面白さがあったのですが
4話の芸能人スキャンダルと自叙伝の話はあまりにも最後の方で都合よくまとめすぎ。
途中までダラダラしてたのにバランスが悪かった。
それに自叙伝の内容を人にベラベラしゃべりすぎだろう主人公…ていうね。発行前でっせ?
本田翼さんは主人公をやるよりも、こういう脇キャラの方が輝く感じがします。
まくしたてるような石原さんの演技も気持ちいい。けど、主人公のキャラとしてはちょっとうざいww
演技で見るからいいのであって、もしこれが漫画だったらかなりうっとおしく感じる気がする。
自分が前に前に出過ぎというかね。


真田丸は毎回趣向が違っておもしろい。
すごい合戦の時、すごい心理作戦の時、かと思えばコメディなアットホームドラマの時もあり
飽きさせません。
大河の主人公はだいたいにおいて「主人公すげー」と周りから言われる展開になるのですが
この真田丸に関しては主人公がほどよく引いている。
周囲をあげるような働きもするし、さすがあいつと言われすぎない程よいさじ加減。
このへん脚本のうまさもありますが、演じる人の上手さもありますね。


Chefは1話目で疑問に思った事がことごとく2話でスルーされてしまいましたw
でも逆に面白かった!
最初からものすごい逆境にも関わらず強い主人公だったのですが
2話はその良さがさらに生かされて小気味よかった。天海さんは上品さもあるし強い女の人でもあるし、この役は合っています。
給食の事について、私は昨年まで仕事として取材し関わっていました。
食育をテーマにした記事をずっと連載していたんです。
で、このドラマの1話を見たときすごいありえないwこのキャラ配置wwこの設定wwwと思ったのですが
2話でそれがあえて面白い作りになってると思いました。
わりと真面目に給食に向き合っているし、問題点も浮き彫りにしてると思います。
今後、お金の問題や地域学校格差についても触れてくるのかな〜


勇者ヨシヒコはもうマンネリだろと1話で思いましたが、3話だかのFF、モンハン、マリオが絡んでくるパロディ回は今までにない切り口で面白かったww
正直、ドラクエは天空の花嫁しかやったことないしFFは7と8しかやってません。
でもそれでもわかるあのシャレ乙なFFの雰囲気。いちびった名前。カツラの髪型といい洋服といい、ものすごい的を得た笑いになってて爆笑でした。
ノムティス語を駆使してきたらもっと面白いんだろうけど(ゲームやってないけど噂にはきく)そこまでは出来なかったか、同じ会社同士では空気悪くなりますもんねw


スニッファーはこれまたNHKぽくて面白かった。ちょっとアメドラの雰囲気があります。
主演の阿部寛さんの演技がwww
匂いを嗅ぎ分けて事件を捜査するんですけど、この設定をきくとデカワンコを思い出す。
でもデカワンコより相当専門的で、科学的な裏付けがあるというか、とにかくアメドラぽいんです。
そしてその匂いを嗅ぐ時の演技がおもしろくてwww
かなりキャラがたってますよこの主人公。
相方の香川照之さんが今回は普通の人なので、いいバランスになってます。


家政婦のミタゾノはずっと同じ家族かと思ったら1話完結で毎回家族が変わるんですね。
そして毎回、問題を抱えた家族を解体もしくは解決していくという流れらしい。
あまり期待してなかったのですが案外おもしろかった。
ストーリーは先がよめるし単純なんですが、あえてのベタかな。
主人公の松岡さんが女装をしてるんですが、どう見ても男やろ。よくバレないなw
でもこれはこれで似合っているし、見慣れるとなじんくる不思議な魅力。
無理矢理ねじこんでくる家庭の雑学が、もうちょい事件に絡めばいいけどなあ。


IQ246はえらいキャラを作り込んできましたね織田さん!!
でもちょっと相棒の右京さんぽい。
そして変わった主人公のキャラとしてはスニッファーをやっている阿部寛さんの方が上手だなと思いました。
今までに無い演技に挑戦しているのはいいと思うけど、まだ上滑りしてる感じがする。
そしてストーリーがちょっとダラっとしている。
どうしても主人公の設定からしてもう少し雅な感じがする人というか、公家感のある人にしてほしかった。そう、相棒の右京さんの方がイメージにまだ合う。
ものすごい天才ぶりを感じる謎解きでもなかったし、事件の内容は次回からに期待したい。
この主人公の造形や所作は、脚本時点でもしかしたら京極夏彦の小説の京極堂をイメージしてるのかなと思いました。
毒舌、人と違った価値観、化学的な根拠からの推理、落ちついた所作、周囲をちょっとからかうような意地悪さ。なんとなくキャラがかぶります。
それが実際の演技とちょっとブレてる感じがしてしまうんだよなあ。
ディーンフジオカさんの執事はすごく良かったw執事感がとっても出ていました。
かつて執事を演じてきた人達の執事感は個人的に
大統領の執事の涙(映画)>ディーンフジオカ(IQ246)>ロッテンマイヤー(アルプスの少女ハイジ)>アルフレッド(バットマン)>水嶋ヒロ(メイちゃん、黒執事)>櫻井翔(謎解きはディナーのあとで)
てな感じですwけっこう上位だぞ!


運命に、似た恋。すごいハーレクイン感。もしくはレディースコミック感。
主婦のドリームがつまっている…。いきなり年下のイケメンに恋され、そのイケメンは子供の時の初恋の相手が自分だと思っている。いいところに住んでる売れっ子のデザイナー。
かたや自分はバツ1でがんばって働くかわいいお母さん。高校生の一人息子はいい子で自分を気遣ってくれる。
母ちゃん、という扱いではなく母さんもたまにはいい服着てパーティに行きなよ、と言ってくれる夢のような息子。
いやーもうお腹いっぱいすごい設定だなあ。けど意外と見れてしまう。
主人公をやってるのが原田知世さんというこれまた絶妙な配置!
綺麗すぎず、普通の主婦感がありながらよく見ると整った顔立ち、ちゃんと着飾ると年より若く見える。そして少女のような初々しさもあわせもち…みたいな?
原田知世さんじゃなかったら成り立ちませんよ、むしろ主人公に嫌悪感を持ってしまうと思う。
これが斎藤巧さんの役どころと相まって、いいバランスなんですよね〜。
映像の撮り方といい、斎藤さんのちょっとファンタジー入ったような出来過ぎの役といい、リアルさがどうのこうのという問題ではなく雰囲気を楽しむ作品だと思いました。



そんなこんなで今期は途中でやめるドラマが少なく、見続ける決定がたくさんあって
朝ドラにまだ手を出せていません。一応録画は溜まり続けているけど…
菜の花の彼、65話の巻頭カラーは一気に物語りが進んで読み応えがありました。
あの伏線もこの伏線もつながって、鷹人と菜乃花の物語が動き出す…!
(隼太の物語はここでいったん休止、後からくるんだろう)
と思って待ち望んだ66話。

ぶはああああああああああああああ
たかっ鷹人おおおおお!!!!!!!!
おまっおまえ〜〜

なんという萌え回!!!

66話はこれまでのナノカレで個人的に一番好きな回になりました
っつうかやばすぎるだろ!!!萌え殺される!!!!
以下ネタバレ含みます↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓




























まず前号の巻頭カラーの鮮やかさと切なさもですが
表紙のイケメン二人にときめきすぎましたので、記念に画像アップ


いやも〜〜〜かっこよすぎでしょ!
桃森先生の絵は昔から男子のかっこよさが素晴らしかったんですが、最近はとくにもうイケメン度が増しすぎてまぶしいです。
思えば桃森先生は連載作品のたびにちょっとずつ絵柄を変えるタイプの作家さんで
「菜の花の彼」からはとくに女の子の書き方がすごく変わって今風の可愛らしさになったんですが
男子の書き方は基本的にあまり変わらないんですよね。
それくらい昔から完成されていた。
でも最近は鷹人さんも隼太きゅんも成長し、さらに切なさが増しているからでしょうか…
絵に魅力がありすぎます!!!
ただ普通に菜乃花を呼び止めてるだけの顔もときめきますからね…恐ろしい。
この雑誌の表紙は真ん中の菜乃花の表情もちょっと憂いてて綺麗ですし
現本を見ないとわからないと思いますがバックの紺と白の上には菜の花の線画が描かれているんです。
これが金色と銀色の印刷に見せてて、すっごくおしゃれ。
このまんまコミックのカバーにならないかな〜
巻頭の絵も紅葉でとても綺麗!

表紙の菜乃花が手に持つ「白いチューリップ」の花言葉は「失われた愛」
巻頭カラーの紅葉の花言葉は
「大切な思い出」「美しい変化」「遠慮」
ああ…今の状況に合わせてあるんですよね。失われた思い出は大切な思い出でもある。これが美しい変化になるのは鷹人にとってなのか、菜乃花にとってなのか。
気になるのは「遠慮」。これ、隼太の事なんだとしたら…


てかとにかく、鷹人さんですよ!
今回の鷹人のセリフ、もう最初から最後まで「好き」って気持ちに溢れていてたまりませんでした…
優子たちとの会話の内容、あれ自然に何でもないことみたいに言ってますけど、素で愛しすぎちゃってますからね!
そして後半の菜乃花さんの、無意識な可愛らしさ…あまりにも酷。酷すぎる。
あんなん、フラフラ〜〜っと鷹人が揺れたってしょうがないですやん。
菜乃花的には中学で嫌な別れ方をしたその直後の感情のままきてますからね、その相手が謝ってくれて悪かったって言ってくれて
正直に気持ちを話してくれた事が意外でもあり、本当に嬉しかったんだと思う。
だから態度が軟化している。
隼太と付き合っている時は隼太にしか気持ちが向かないから、心に響いてこなかった鷹人の言葉も今なら入ってくる。


そしてラストの鷹人の、しぼりだすような、言葉と、モノローグ。


ああ、もう、ここで説明したくない。
読むべき。
私、なんだか今回の話は
最初はすごく楽しくてときめいてキャーってなって、
菜乃花と鷹人のしっとりとした、二人きりの教室のシーンにドキドキして
最後、泣いてました。
鷹人が好きだからかもしれないけど、彼の気持ちがもうたまらない。
これ11巻には入らないよね。巻頭の回がたぶん11巻のラストだから今回は12巻に入るんだろうと思うけど
ここまで11巻に入ったらいいのになあってくらい、すごい引き。
もう、続きが読みたくてしょうがないもの。今までで一番、先が読みたい。

なのに次は休みですよ…

まあ桃骨コンビはものすごく休まないというか、体調を崩されて1回休みだった時を覗けば
一度も休載してないんですよ。すごいことです。月2回出る雑誌なのに
このクオリティだし。絵も手抜きいっさい無しだし。
だからね、鉄骨先生がお休みしてきますっておっしゃってもね、ゆっくり休んでまた作って下さい!と言いたいんだけどね

なんでこんないいところで休むんだよ…
本当にあんたたちはドSだよ…


いえ、冗談です(笑
とにかく今回は鷹人好きさんには是非読んでもらいたい。
これからしばらく鷹人のやりなおし期間なんだろうけど、それが実を結ぶのか
やっぱりダメだったってなるのか分からないけど
今までとは違う菜乃花と鷹人の関係が見れるだけでももう悶え死ぬ。
隼太は本当にいい子で、カンも鋭くて、だからちゃんと烏丸が菜乃花の恋を奪っていったことを理解してた。(病室で幸せそうに笑いながら寝てる烏丸が憎すぎる)
私が前回に書いた予想が当たりなら、烏丸はしばらくしてから目を覚ますだろうけど
隼太の見せ場はもっと後にたぶん用意されてる。
鷹人と菜乃花のために恋を手放す隼太の見せ場か
逆に取り戻す見せ場か
もっと違うことか、まだわからないけど

今は、鷹人に時間をあげてほしい…
お願いだよ…
クリスマスは鷹人にあげてくれよ…




本当に待ってますので、楽しみに楽しみに!あ〜〜〜早くお休みおわんないかな〜〜
また馬車馬のように働いてほしいです先生方!(どS)
ちょっと順位が変わりましたので訂正&追加のドラマあり

★★★★★ 夏目漱石の妻>地味にスゴイ!=砂の塔=逃げるは恥だが役に立つ>Chef=ドクターX=レディ・ダ・ヴィンチの診断
★★★★  
★★★   黒い十人の女
★★    レンタル救世主>THE LAST COP>キャリア
★     とげ
途中で見るのをやめた…石川五右衛門

地味にスゴイ!、ドクターX、レディ・ダ・ヴィンチの診断、黒い十人の女、レンタル救世主、とげについては前回の日記に書きました。
レンタル救世主、THE LAST COP、キャリア、とげ、石川五右衛門は次の録画をいれませんでした。
朝ドラのべっぴんさんは2週間くらい撮れてからみようかと。


Chefは途中まで見て仕事で出ていたので後半をあとから見たんですが、意外とよかった。
ドクターXと同じような、仕事に絶対的な自信をもった主人公なんですが
天海さんのキャラの方が好きかも。ただ、まだ問題解決の途中なので爽快感はない。
ドクターXが視聴率がいいのは1話で解決して、スーパー主人公が絶対的な医療という分野で実力をみせつけるからなんでしょうが
話の内容としては別に特筆するところはなくて…
それよりChefの方が先が気になる感じで面白かった。意外性もあり、設定が(ありえないけど)いいです。
三ツ星のシェフが給食のおばさんになる。
でも相手の子供達は三ツ星のお客のようにはいかない。
子供の味覚と大人の味覚が違うからという単純な理由ではない何かを、次回に期待したいです。だって美味しい物は子供にとっても美味しいはずだしね。
まさかコーヒーの苦みとか、酒の肴の珍味的な味わいの食事ばかりなはずはないし。
とくにメイン料理なんて普通に肉料理でおいしそう。それとも珍味的な味付けばかりしているシェフだったって設定なの?メインも?
それで三つ星だったというならそれはまた無理があります。
「まずい」って子供が言う理由がどう明かされるか次回を待ちたい。これががっかりな理由なら評価はすごく下がります。
あと、芸人を使い過ぎだとか、間が変に長過ぎて妙なテンポになってるとか文句があるにはあります。
あの職場の人達があまりにも出来損ないすぎる事など、どうやって今まで作ってきたんだよレベルな事とか、あまりにも仕事をしてないとか。
プロ意識が周囲に感じられない。それをどう主人公が変えて行くか。
米倉さんは下町っぽいのですが
天海さんはやはり上品というか、姉御って感じです。
両極端だなあ。
絶対に失敗しない医者に対して、絶対においしいものを作るシェフ。
でも彼女は騙されておいやられて窮地にたたされているところからのスタート。
ここまでの状況になれば普通は自殺を考えてもおかしくないレベルなのに、この主人公は強い強い!むしろ毒舌も気持ちいいです。
どうやって打開していくか楽しみ。


砂の塔は今更タワマンカーストの設定??とはじめ古い感じがしましたが
見続けていくとそこがテーマではないのが分かりました。
要するに、松嶋菜々子さんがきっと犯人なんですね。連続子供誘拐もしくは殺しの。
それともそこはミスリードで松島さんは犯人ではなく、別にいる?松島さんは本当に子供を守っている?犯人は体操のおにいさん?
これはサスペンスです。ミステリーです。
タワマンカーストは材料でしかなく、だからこそあの主婦たちは必要以上に憎たらしく作られている。
よくない母親に鉄槌をくだす、でもその鉄槌とはその母親から子供をとりあげること。
そのよくない母親たちがあのタワマンに集結しているわけです。
見栄のために子供に無理強いをする、甘やかす、放置する…
集う高層階の主婦たちはみんな綺麗だけど歪んでいて人を見下している。
主人公の菅野さんの子供達がまたいい子で、最後は泣けてしまいました。
けど菅野さんもラストで松島さんに嘘をついた事で目をつけられてしまった。この主人公がまあ庶民で、悪気はない善良な人なんだけど
小心者で人に流される。でもいざという時は反論してみせたりする、つまりすごく「普通」の人。
ドクターXやシェフのように選ばれし民ではないんです。何も秀でた事がないし、気が強いわけでも言い返す能力があるわけでもない。
なのでちょっと見ていてイライラしますが、子供を守るっていう事だけはしっかりしているのでそこが要かな。
松嶋菜々子さんは静かで上品で優しくて、ものすごく魅力的。この人が友達だったら主婦は嬉しいでしょう。
けどたまに見せるサイコ感があって、だからこそ怖い。
キャストそれぞれがすごくハマっていると思います。
これから毎週一人ずつあのタワマンの憎たらしい母親たちの子供がいなくなっていくのだろうか。
子役がみんな可愛い顔をしていなくて絶妙なんですよね〜。菅野さんの娘の役の子も絶妙に顔がいいわけじゃないという…。


夏目漱石の妻は良く出来たNHKドラマ。
でもこれ、脚本というよりも演じてる人たちの実力のたまものでしょうね。
ま〜〜夏目漱石をやる長谷川さんがぴったり。
豪快な妻を演じる尾野さんもぴったり。
ものすごく嫌らしい感じの演技をする竹中直人さんもぴったり。
背景も素晴らしく、時代を現す小物も素晴らしく,
視聴率に関係なくこういういいドラマを作ってくれると、NHK料金を払っていても怒りがわいてこないというものw
文豪のナイーブさ、神経のほそさ、傷つきやすさ、こだわり
与えられなかった愛を求め、それを呆れながらも守り、だんなにまとわりつく虫をはらう豪快妻、
とっても見応えがありました。
夏目漱石をはじめ文学をやる人って、どっか精神的にいかれてる人が多いなあ。
長谷川さんはサイコな役などもやってきましたが、そういった演技よりも
こういう器が小さくちまちました昔の男をやらせたら右に出る人はいない気がしてきた。
足りないものを補い合ういい夫婦だと思います。

2016年に見た映画10月まで、個人的に面白かったものメモ

1位 シン・ゴジラ
 …シナリオ、演出、日本が抱える問題のメッセージ性、全てが日本人にとって満点
2位 ズートピア
 …動物におきかえた人種問題、自らのアイデンティティのあり方、脚色のうまさ、エンタメ度の高さ
3位 ハドソン川の奇跡
 …シナリオの良さ、王道を王道のままに、ヒューマンドラマとして見せるうまさ
4位 君の名は
 …絵が綺麗、飽きさせない盛りだくさんの設定と展開、古い題材を今風にアレンジした新しいアニメ映画のあり方
5位 レヴェナント
 …映像が凄まじく素晴らしい、映像監督とスペインの作家二人の芸術性の高さ、鬼気迫る演技力、お金をかけたハリウッドならではの映像美がSFやファンタジーではないところでも作れる
6位 オデッセイ
 …シナリオがいい。主人公のキャラがいい。専門性が高い
7位 シビルウォー
 …アクション映画として飽きさせない面白さ、ギャグは全て排除しシリアスな問題に真っ正面から取り組んだヒーローもの
8位 ファインディングドリー
 …道徳的な映画として親が子供に見せたいだろうと思われる。わりとテーマがブラックでシビア。
9位 ブラックスキャンダル
10位 ブリッジオブスパイ



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