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管理人の日記、毎日のことやニュース、映画にドラマ、なんでもつらつら不定期更新。でもほとんどドラマの感想。
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ちょっと順位が変わりましたので訂正&追加のドラマあり

★★★★★ 夏目漱石の妻>地味にスゴイ!=砂の塔=逃げるは恥だが役に立つ>Chef=ドクターX=レディ・ダ・ヴィンチの診断
★★★★  
★★★   黒い十人の女
★★    レンタル救世主>THE LAST COP>キャリア
★     とげ
途中で見るのをやめた…石川五右衛門

地味にスゴイ!、ドクターX、レディ・ダ・ヴィンチの診断、黒い十人の女、レンタル救世主、とげについては前回の日記に書きました。
レンタル救世主、THE LAST COP、キャリア、とげ、石川五右衛門は次の録画をいれませんでした。
朝ドラのべっぴんさんは2週間くらい撮れてからみようかと。


Chefは途中まで見て仕事で出ていたので後半をあとから見たんですが、意外とよかった。
ドクターXと同じような、仕事に絶対的な自信をもった主人公なんですが
天海さんのキャラの方が好きかも。ただ、まだ問題解決の途中なので爽快感はない。
ドクターXが視聴率がいいのは1話で解決して、スーパー主人公が絶対的な医療という分野で実力をみせつけるからなんでしょうが
話の内容としては別に特筆するところはなくて…
それよりChefの方が先が気になる感じで面白かった。意外性もあり、設定が(ありえないけど)いいです。
三ツ星のシェフが給食のおばさんになる。
でも相手の子供達は三ツ星のお客のようにはいかない。
子供の味覚と大人の味覚が違うからという単純な理由ではない何かを、次回に期待したいです。だって美味しい物は子供にとっても美味しいはずだしね。
まさかコーヒーの苦みとか、酒の肴の珍味的な味わいの食事ばかりなはずはないし。
とくにメイン料理なんて普通に肉料理でおいしそう。それとも珍味的な味付けばかりしているシェフだったって設定なの?メインも?
それで三つ星だったというならそれはまた無理があります。
「まずい」って子供が言う理由がどう明かされるか次回を待ちたい。これががっかりな理由なら評価はすごく下がります。
あと、芸人を使い過ぎだとか、間が変に長過ぎて妙なテンポになってるとか文句があるにはあります。
あの職場の人達があまりにも出来損ないすぎる事など、どうやって今まで作ってきたんだよレベルな事とか、あまりにも仕事をしてないとか。
プロ意識が周囲に感じられない。それをどう主人公が変えて行くか。
米倉さんは下町っぽいのですが
天海さんはやはり上品というか、姉御って感じです。
両極端だなあ。
絶対に失敗しない医者に対して、絶対においしいものを作るシェフ。
でも彼女は騙されておいやられて窮地にたたされているところからのスタート。
ここまでの状況になれば普通は自殺を考えてもおかしくないレベルなのに、この主人公は強い強い!むしろ毒舌も気持ちいいです。
どうやって打開していくか楽しみ。


砂の塔は今更タワマンカーストの設定??とはじめ古い感じがしましたが
見続けていくとそこがテーマではないのが分かりました。
要するに、松嶋菜々子さんがきっと犯人なんですね。連続子供誘拐もしくは殺しの。
それともそこはミスリードで松島さんは犯人ではなく、別にいる?松島さんは本当に子供を守っている?犯人は体操のおにいさん?
これはサスペンスです。ミステリーです。
タワマンカーストは材料でしかなく、だからこそあの主婦たちは必要以上に憎たらしく作られている。
よくない母親に鉄槌をくだす、でもその鉄槌とはその母親から子供をとりあげること。
そのよくない母親たちがあのタワマンに集結しているわけです。
見栄のために子供に無理強いをする、甘やかす、放置する…
集う高層階の主婦たちはみんな綺麗だけど歪んでいて人を見下している。
主人公の菅野さんの子供達がまたいい子で、最後は泣けてしまいました。
けど菅野さんもラストで松島さんに嘘をついた事で目をつけられてしまった。この主人公がまあ庶民で、悪気はない善良な人なんだけど
小心者で人に流される。でもいざという時は反論してみせたりする、つまりすごく「普通」の人。
ドクターXやシェフのように選ばれし民ではないんです。何も秀でた事がないし、気が強いわけでも言い返す能力があるわけでもない。
なのでちょっと見ていてイライラしますが、子供を守るっていう事だけはしっかりしているのでそこが要かな。
松嶋菜々子さんは静かで上品で優しくて、ものすごく魅力的。この人が友達だったら主婦は嬉しいでしょう。
けどたまに見せるサイコ感があって、だからこそ怖い。
キャストそれぞれがすごくハマっていると思います。
これから毎週一人ずつあのタワマンの憎たらしい母親たちの子供がいなくなっていくのだろうか。
子役がみんな可愛い顔をしていなくて絶妙なんですよね〜。菅野さんの娘の役の子も絶妙に顔がいいわけじゃないという…。


夏目漱石の妻は良く出来たNHKドラマ。
でもこれ、脚本というよりも演じてる人たちの実力のたまものでしょうね。
ま〜〜夏目漱石をやる長谷川さんがぴったり。
豪快な妻を演じる尾野さんもぴったり。
ものすごく嫌らしい感じの演技をする竹中直人さんもぴったり。
背景も素晴らしく、時代を現す小物も素晴らしく,
視聴率に関係なくこういういいドラマを作ってくれると、NHK料金を払っていても怒りがわいてこないというものw
文豪のナイーブさ、神経のほそさ、傷つきやすさ、こだわり
与えられなかった愛を求め、それを呆れながらも守り、だんなにまとわりつく虫をはらう豪快妻、
とっても見応えがありました。
夏目漱石をはじめ文学をやる人って、どっか精神的にいかれてる人が多いなあ。
長谷川さんはサイコな役などもやってきましたが、そういった演技よりも
こういう器が小さくちまちました昔の男をやらせたら右に出る人はいない気がしてきた。
足りないものを補い合ういい夫婦だと思います。

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