管理人の日記、毎日のことやニュース、映画にドラマ、なんでもつらつら不定期更新。でもほとんどドラマの感想。
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今号で最終回を迎えた「愛が死ぬのは君のせい」
ネタバレも含む感想なので注意してください。 この最終回はコミックスで加筆されるということもあり(他にも理由はあるのですが後で追記します) 1巻から6巻まで、まとめての感想と紹介を一つの記事として読めるページを作っている最中です。 最終回の分も含めて今回アップしようと思っていたのですが 加筆のコミックスを読んでからの方がいいかなと思い、その記事は最終巻が発売される1月下旬にアップすることにします。 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 実は、5回前くらいの、然がワルツの作った時間の道に飛ばされた回から 話のクライマックスに向かっている感じがしていました。 そこで途中で感想をアップするのをやめ、最終回までまとめての記事にしようと思っていたんです。 その想像はあたり、全6巻でまとまりました。 この話は1話に始まり、1話に回帰していく作りで コミックスとしては6巻なのですが物語の中ではたった2ヶ月間の話なんですよね。 その2ヶ月の間にものすごく非日常的なことが起こり、 心に変化が起き 二人の関係が変わる。 最初から計算されて構築されていた物語のように思いました。 とはいえちょうどいい長さのようにも感じるのですが、個人的には(勝手な想像ですが) 最初は全10巻くらいのつもりで始まったんじゃないかなあと思っています。 ただ、2ヶ月間の物語である、ということは変わらないと思うんですが。 もっと然や津村さんの想いの変化や、何よりワルツの変化をもっともっと丁寧にやったら 同じ内容ではありつつも心理描写を細かくして10巻くらいになるだろうなと。 けれどそれは私の勝手な想像で、ストーリーとしての軸と流れはこの全6巻と全く変わらないだろうなと思いました。 時間の道に来てから過去の伏線の回収がどんどん行われ、 それと並行して現状も変わっていくという まさにクライマックスに向かって加速していく感じがすごかったです。 最後に向かって盛り上がっていく内容の濃さと読み応えはとても高く、毎回ハラハラしていました。 これをコミックスでまとめて読むのが楽しみですね! 6巻は非常に濃い内容になるんじゃないでしょうか。 だからこそ最終回はもっとページを取って欲しかった。 これ、めちゃくちゃ深い話だったと思うんです。 この物語はちょっと対象年齢が高めに設定されていると思うのですが 肝となる部分は「ワルツ」と「白い人」がお互いに全く違う立場でありながら どちらも孤独であったということなんですよね。 さらにいうと6年間全く交わらずに秘密を守り続けた一墨も孤独だったし 愛生も、津村さんも程度はそこまで重くないけど孤独であったかもしれません。 この3人(ワルツ、白い人、一墨)の孤独の描き方が非常に独特な世界観で、 人間が友達もいなくて寂しくて一人ぼっちでいる、ということをはるかに凌駕しているんですよ。 この世界観の大きさがさらっと読むと理解しずらいかもしれません。 だからこそ、最終回ではこの二人の孤独であったことをもっとクローズアップして ページを使って描いて欲しかったし まあ少女漫画的なお決まりとしては、くっついた後の二人の幸せな日常をもう少し描いて欲しかったw 最終巻はかなり加筆があるということなので、そこらへんを補填するのかもしれないなと予想しています。 前々回が減ページで、半分だったんですよね。 腱鞘炎で落とされてしまったのかもしれないですが、このたった半分少なかったページ分も、最終回に影響してるかもしれません。 愛生と一墨が「6年前から止まっていた」ということの意味も気になりますし その辺の解釈をもう少し詳しくしてくれたらと思います。 ただ、この物語、本当にすごいテーマだと思いました。 孤独ということはどういうことなのか、に真っ向から挑戦した物語だったように思います。 ワルツが最後で選択したことのきっかけは 愛生が初めて向き合ってくれたこと、たったそれだけなんですよね。 その、「たったそれだけ」ということがどれだけ大事か ワルツにとってそれがどれだけ大きな意味を持つか。 見ようによっては孤独のまま消えていったワルツはすごく悲しい存在なのかもしれない。 でもそう本人が感じていないところに、また孤独ということの意味を考えさせられる。 最近、京アニの事件など、社会から乖離していると感じて犯行に走る人が目立つ。 映画ではジョーカーという孤独な犯罪者のハリウッド映画がめちゃくちゃ流行りました。 今という時代を切り取っているテーマを、桃骨先生たちのオリジナリティあふれる世界観で作られた物語だったなあと思いました。 もっと色々感想があるんですけど、コミックスの最終巻を読んでからにしたいなと思います。 1月には「あいしみ」まとめての記事をアップしますのでその時に。 5巻は12月25日 6巻は1月25日発売です。 今からすごく楽しみです! そして次にどんな作品を生み出されるのか、それが本当に想像もできなくて、今から本当に本当に楽しみです!! PR |
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