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管理人の日記、毎日のことやニュース、映画にドラマ、なんでもつらつら不定期更新。でもほとんどドラマの感想。
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いろいろと書く事はあるし物事もおきてるし漫画の感想も書きたいけど、やはりナノカレが終わっちゃって張り合いがなくなったのと、仕事が忙しかったりでこちらの日記が放ったらかしになってしまいました。
秋のドラマも始まってるんだよね。とりあえずそれぞれ3話くらまで見てるけど、まずは7月期ドラマのまとめをしておこう。最終回まで見た結果。


★★★★★ 僕たちがやりました>悦ちゃん>過保護のカホコ、おんな城主 直虎
★★★★  黒革の手帖>コード・ブルー>ひよっこ>ウチの夫は仕事ができない>刑事7人 第3シリーズ
★★★   脳にスマホが埋められた>>わにとかげぎす
★★    愛してたって、秘密はある
★     ごめん、愛してる>警視庁いきもの係>セシルのもくろみ>カンナさーん!
他は見ていない、見る予定なし


こんな感じ。
僕たちがやりましたの最終回は悲しかったなあ。でもまとまっていたし、やったことの罪は償わなきゃいけない。にしても主人公が余りにも幸せにならなくて可哀想で。マルは相変わらずクズでゲスすぎますしw
それぞれ芸人さんも含めてキャラがとても合っていましたし演技も良かった。中盤から後半に向けてどんどん面白くなりました。

過保護のカホコは逆に最初はよかったけど、だんだんつまらなくなったパターンかな。家族がテーマでその再生をするのがカホコというのは分かるんですが、このカホコが余りにも友達がいなくて、学生生活もなくて、家族達もポンコツすぎて、イライラする部分が多かった。
共感ポイントがあまりなかったんですよね。なぜそこでそんな行動、そんな考え方をする?ってくらい突拍子がなくて。
ただカホコと彼氏の関係だけは萌えたw少女漫画のベタなんですけどね。

えっちゃんはものすごく王道を丁寧に、芸達者達が作ってるって感じ。ユースケさんてうまいんだよなあ。こういう飄々とした役。

あとおんな城主ね!!!高橋一生ーーーーー!!!!!
衝撃的すぎる最期だった…。あまりにもドラマチックで。最高の盛り上がりでした。
演技も素晴らしかった。
でもさ、あの殺し方をしといて、その後ですよ。彼の死がなんか活きましたかね…?
一番許せないのは主人公がオリキャラと結ばれたこと。あんな殺し方をしといてたいしたPTSDにもならず、頭を助ける事が出来たから相殺とな??
ありえないだろ。
ほんっっっっっとに頭というキャラそのものがいらない子でした。最初からずっと。
なんでこんな苛立たせるだけの不要なオリキャラを投入したんだ。
主人公はただの尻軽ビッチに見えてしまっても仕方ないですよ。
あんな壮絶な事を経験したからこそ、今後はまるでキャラが変わったようにクールな出来る賢い主人公になるかと思いきや、余計スイーツになるってどういう事?頭と夫婦になりたいじゃねーよ!っていうね。
自分の幸せなんか捨て去って民の幸せの為だけに生きる、そのためには多少のずるさと賢さあざとさをもってしても身を悪にしてもクールにやり遂げる、
今度こそそんなキャラになるんだろうと普通は思いませんか?
ほんとにダメな主人公です。いつまでもスイーツな事をやってろ。もう知らん。
主人公はどうでもいいです、菅田将暉を楽しみに見ていきます。


正直、今期は不作だと思いました。心に残るのは
僕たちがやりました、カホコ、直虎の3つのみ。えっちゃんは出来はいいけど印象には残らない。
他のドラマに至っては普通オブ普通。先が読めるし予定調和だしなんにも独創性がない感じがしました。その最たるものがスマホ人間とウチの夫は、かな。黒革の手帳も後半からは主人公の思慮の浅さの方が目立って楽しめませんでした。
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ナノカレが終わった事で気持ちがなんか脱力したっていうか、しばらく漫画を読む気になりませんでした。が、コミックスの最終巻が出てちょっと復活。
久々に感想書こうとおもったらもう1ヶ月も空いてたなんて…。
以下ネタバレありです。























コミックスで描き足しありました!鷹人の補完だった!嬉しい〜〜〜!!
このたった4pがあるのと無いのとでは読み味が結構変わりますね。これが雑誌掲載時にもあればなあ。
私が想像していたのは、烏丸のお葬式の帰り道?の鷹人が菜乃花をみつけるシーンに、鷹人のモノローグがのせられるかもしくは鷹人の独白のシーンが入るというものでした。
が、その前の病院の屋上で、隼太との会話の続きと、そこに鷹人のモノローグが足されてました。
この隼太と会話するっていうのがすごくよかった。
「悪い男になった気分だ」っていうのは隼太の悪意のない自嘲だと思うんです。自分のエゴを優先して、一度決めて去った事もなしにして
もう一度菜乃花の前に現れ、なおかつ自分を信じろと言う。俺は落ちないと言い切る。
これってもう、「俺を思い出せ」と同義語ですね。
これくらいのエゴは隼太にとってもう、すごく、すごく悪い男になった気分なんだと。
今までの自分はしなかったくらいに、エゴを出したと。
たしかにそうなんだけど、でも鷹人のそれに比べたら、今後の苦しみも含めて鷹人が「はっ」と笑うくらいのものなんですね。
けれど、隼太にとってはとても大きい変化。
こういうところも含めて隼太は隼太なんです。
健全で、まっとうで、ヒーロー。文句なく。
最後までぶれなくそうだった。
そんな隼太であることをまるごと受け止めて「むかつく奴だと思って」って笑える鷹人も
「綾瀬さんはあなたを好きでい続ける」と覚悟を決めてる隼太も
どちらもお互いがお互いらしくいる事を認め合って終わった感じがして、とてもよかった。
友情じゃないんだけど、ライバルとして対等になったというか。
隼太は鷹人の一途さや自分の気持ちに正直になることや、たとえ悪になっても望みを叶えようとする情熱を
自分の一部になるくらい学べたと思う。
それは菜乃花に恋した事からと同時に、鷹人からも学んだ気がするなあ。

そしてラストの隼太の部屋。
9巻で菜乃花が初めて隼太の部屋に行った時と同じく、何もない。固執が見られない部屋。
なにもかも手放して持ってこない、そんな事に自分自身が気がつかないくらい当たり前になっている中で
片隅にそっと存在していたもの。
…この花畑の回収、本当にすごくよかった。

そこで、私ちょっと考えてみたんです。
最終回のすぐ後に感想をブログにアップしたんですけど、その記事の返答という形で
あの終わり方があっさりしすぎていて、あの後の二人のラブシーンとかが欲しかったという意見を私のサイトのメールフォームにお一人からいただきました。
その方と少しやりとりをして、キスシーンくらいはあってもよかったかもねと言ったりしてたんですが
今はちょっと考えが違います。
もし、あの後に菜乃花が「花畑みたい」とだけ言った言葉の意味を懇切丁寧に説明して
それに感動した隼太が菜乃花を抱きしめ、キスして終わったとします。
…それだとなんか、過剰だなって気がしたんです。
なんとなくですが菜乃花はあのあと、説明もせず「なんでもないの」といって涙をさっと拭いて笑うんじゃないかな。
心の中に鷹人が残っていても残っていなくても、もう隼太がいない一人のところでひきずられそうになっても、不安になることはないから。
そして隼太はその花畑の意味を全部は理解せず(だって自分の寂しさに自覚がないから)
あいかわらずどこかの花畑に連れて行こうとしてるんじゃないかな。
菜乃花はぜんぜん違う気持ちで、約束を果たすっていう意味でもなく、ただ、新しい気持ちでその花畑を隼太と見るでしょう。
だから、あのラストのすぐ後で隼太が感動するっていう事に結びつかない。
泣いてる菜乃花を慰めるっていう意味でびっくりした隼太が菜乃花を抱きしめようとするかもしれない。でも、菜乃花はもう涙を拭いた後だから
「だめだめ、カーテンがないから!」とか言って照れたりして。それくらいなんじゃないかなあって思ったんです。
なんとなく、隼太を感動させるための押しつけを見たくないっていうか。
あれを花畑だと感じた事は、菜乃花の心の中だけで咲いたもの。
そこで終了しているのが美しい気がしたんです。
隼太と共有してほしくない気がしたんです。
だからあそこでぱっと終わったんじゃないかな。
イメージとしては、最後のモノローグのあと画面が消えて、映画のテロップが流れる感じ?

12巻と13巻は鷹人ファンにはとてもおいしい場面がいっぱいでした。鷹人もかわいくて。
そして14巻の鷹人はこれまでで一番優しい顔をした。
けれど隼太は、葛藤と、ずるさと、冷たさ、苦しみ、大人の男の顔、中学の時の顔、最後にまた戻ってきたあどけなさ
いろんなものが入ってた14巻だったなと思います。

私は鷹人ファンだからどうしても鷹人を贔屓に見てしまうけど、それでも隼太はヒーローだったなと思います。
そのまっすぐさや健全さが残酷なくらいに。
ずるくもなったし、我も強くなったけど、それでも健全なんです。
彼はもう菜乃花を絶対離さないでしょう。身体エリートな彼はけっこう早く菜乃花と学生結婚なんてしちゃいそうな気がするw
そして子供は5人くらいいそうな気がする。日曜は車で家族旅行とか。自宅でバーベキューもしそう。ああ…幸せな家族の図しか見えない…。
けれど社会で活躍し出世していく気もするのは、菜乃花と恋をし鷹人と出会い、多少なりともずるさや我欲を培ったから。
そういう意味で菜乃花と隼太はお互いを高め合えるカップルかもな、なんて思ったりしました。
鷹人は菜乃花がいなくても出世はするでしょう。ただ、彼が幸せな家族を持つ為には菜乃花のようなタイプではなく、変化する前の中学時代の隼太のようなタイプの女のコがいいかも。


次でナノカレの感想も終わりかな。菜乃花について書きたいなと思ってます。

次の号の発売が近づいていますが、信じられない事にもうナノカレは載っていないんですね…。
もう菜乃花、鷹人、隼太に会えないんだと実感してきた今日この頃。すごく寂しい。
ああ、これがロスってやつか…。…。
次号からマーガを買わなくなってしまいそう。でももしかしたら何かちょっとでも、カットでも載ってたりしないかなという期待があって買ってしまいそうw
では感想第二弾。今回は鷹人について書こうと思います。以下ネタバレあり
































鷹人が菜乃花と結ばれることはないな、という想像は私は結構前からしてたんですけど(このへんは以前のブログの最終回予想などの感想をご覧下さい。)
ああ、もう決定的にこの恋は終わりを告げるな、と確信したのは
最終回の1回前でした。

菜乃花のすべてを手に入れたい鷹人。それは自分の事を下劣だと思っても
後悔の涙を流しても変わる事はなかった。菜乃花への執着と自分の欲、それだけは手放す事ができなかった。
そんな鷹人が、菜乃花を殺せるわけがないんです。
今回の殺すという意味は、今の菜乃花を抱いて、隼太を思って怒る過去の菜乃花を消してしまう事。
自分に見向きもしなかった菜乃花を消してしまう事。
全部を手に入れたいという鷹人の願いは、菜乃花を殺せない鷹人が
永遠に叶えることのできない願いなんですね。

鷹人が我を忘れてしまうくらい情熱的なキスとラブシーンをくりひろげた時に、菜乃花がすぐに抵抗しなかったのは
鷹人を好きだという気持ちも本物だからだと思う。
だって今の鷹人を好きな菜乃花にとってはその行為が嬉しい事以外に何もないもの。
ただ隼太が好きだという菜乃花は抵抗する。
二つを抱えられない菜乃花は、どちらかを殺してしまってくれなきゃ、どちらにもいけないと思ったのかもしれません。
ある意味で「殺して…」という一言は、菜乃花の鷹人に対する最大の告白であり
最大の好きの気持ちの表れです。

…なんてドラマチック!なんて情熱的!
私はこんな告白を見た事がありません。すごく熱くて、すごく悲しい。
自分をすべて捧げるような告白だと思いました。

でもこの告白はきっと隼太には絶対にしない。もし隼太が鷹人の立場だったら
菜乃花は隼太に対してはきっと「あなただけを好きでいられるように、何もかも思い出させて」
って言うと思う。
隼太はそういう事を受け止められるし、結果として自分が選ばれなくてもダメになってしまう隼太じゃないと信じてるところがあるはず。
けど、菜乃花と鷹人って似ている。
自分のすべてを捧げて、相手の思いも全部ほしいと願う激しさが
お互いにある気がするんです。

菜乃花と鷹人は似ている。それがずっと確定として表現されてはきませんでした。
最後に鷹人自身がそれを口に出すという事が
二人の終わりを告げているようにも感じたんです。
永遠に叶わない願い、それは一度心中未遂をして出来なかった過去があったからこそ出た答え。
何度やりなおしても、いきつく答えは同じなんだと悟ったから。
だから鷹人は
「好きだよ、今のお前も、俺に見向きもしなかったお前も」
っていう最大の告白をして、このシーン自体がもう鷹人の恋の終わりだと思いました。

ただ、もし思い出した上でそれでも俺を好きだった気持ちを忘れずにいてくれたらーーのその先と、鷹人のその答えが最終回になかったのが気になったんです。
それが足りない部分だと思いました。
でもこれって数ページあれば出来る事なんですよね。
だから烏丸のお葬式帰りの鷹人のシーンがもしかしたらもう少し長くて、そこに鷹人の思いが入るのかと思いました。
描き直す部分はここじゃないかなあ。もしくは違うシーンを足すのかもしれませんが。

あ、最終回の喪服は烏丸のお葬式の帰りか行きのシーンですよね。
でもたぶん鷹人の恋の終わりも意味している。
鷹人自身が自分で終わらせた事を意味しているんだと思います。(あの鷹人がだよ!)
だからこそ、最終回の一つ前が鷹人の気持ちの山場なんだと感じました。鷹人ファンとしては最終回の隼太の花畑ラストより
この1回前の鷹人の告白シーンで泣いてしまったですから。
(もちろん花畑のラストはすごくじ〜んとしました)
菜乃花の告白も、悲しいけどすごく素敵だと思った。こんな風に愛されたこと、きっと鷹人は経験がない。
それがどんなに残酷なことかを知ることも。


だからこそ、思い出した後の菜乃花を苦しめない為に、一度も姿を現さなかった。
それは鷹人に出来る最大の優しさ。
皮肉なことに中学時代にちゃんと言葉を交わして終わることなく離れた時と同じようにフェードアウト的な終わり方をしたのです。
でも意味合いはまったく違う。そこに優しさがある。
別れ話をしっかりして終わらせる事が正義みたいに言われる昨今で、そうではない、相手を思うが故の静かな終わり方を見ました。
会ってしまったら菜乃花を取り戻したくなる自分に勝てる自信が、ほんの少し無かったのもあるかもしれません。
そして中学の時は終わったと思っていたのは菜乃花の方で、鷹人はまだ終わってないと思っていた。
今は逆で、鷹人は終わらせなければならないと思っている。でも菜乃花の中では鷹人への気持ちが隼太への気持ちと同時に続いている。
会わない以外の選択肢が鷹人にあるわけがない、一番優しい方法が「会わない」なんだから。
会ってしまった後の苦しみを知っているのは、誰よりも鷹人自身だから。
ものすごく優しく、ものすごく成長したと思う。

…でもだからこそ、鷹人の優しさが現れたようなモノローグがほしかったなあ。
また上記の繰り返しになりますが、たった数ページで済むことなんですよね。
柱で先生がおっしゃっていた、コミックスで4ページ描き足すというのはどう考えても鷹人の気持ちの補完だと思います。
とかいって違ったらどうしようw隼太と菜乃花のラブラブだったら…まあそれでもいいんですけど、いや鷹人の気持ちの方が絶対入れるべき!(贔屓w)



鷹人は最後まで美しくて嬉しかったです。気持ちも、その恋も美しく、そして醜さも愛おしかった。
次回の感想は隼太か菜乃花のどちらかについて書こうかなと思っています。





はあああああああ終わってしまったあああああああ!!!!!!!
最終回、以下ネタバレ含む感想第一弾!
感想は今回だけでなく数回にわたって書きますので、まず第一弾。
3回くらい読みました。その後の興奮冷めやらぬ感じでとりあえず!





























私の予想ってほぼ当たってたんじゃないか???!!と思う感じの最終回でしたが
花畑問題をどうするんだろう、って事だけが心にひっかかっていました。
それがこんなまとめ方をもってくるなんて
凄く意外で、想像を超えるものだった!すごくよかった。
さすが、とうなりました!
うそ、これ伏線だったんだ??と思うところが伏線になっていてそれがなんと
2話目からもうすでに用意されていたものだってことに驚愕。
正直、あの鷹人と見た花畑を超えるものなんて実際には無いと思ってたから、
あるとしたら同じマミー牧場でものすごく晴れた花畑を見るという想像をしてたけど
でもそれって代わり映えしないし、隼太の底が浅くなってしまうなあって危惧してた。
それがこうきたかっていう!
ああ、約束って、こうやって紡いでいくもの、心に留めておくもの
そして、叶えてあげるんじゃなくて受け取り側の気持ちで繋がっていくものなんだって。
この終わり方、伏線の回収の仕方はすごかったです。
じ〜んとした。熱くなった。深い。


そして菜乃花を助ける為に隼太と鷹人がそれぞれ違う場所で共闘するのもよかったな。
烏丸は結局最後まで望みが叶わず、顔を見る事はできない。
それでも3人の本当の願いは同じ。
「綾瀬さん」と名字で呼ぶのが隼太だけしかいなかった事も見事に効いてます。


最後の菜乃花の涙は、隼太への気持ちが確定した安堵の涙にも見えるし、鷹人との別れに対する寂しさや悲しさにも見えるし
どちらの好きという気持ちも抱えたままなんだ、っていう感じもする。
このラストの菜乃花の涙と表情をどう捉えるかは、読み手によっていかようにもとれる。
そういう描き方をしてるんだと思います。
記憶を戻した菜乃花にとっての鷹人は、以前のうまくいかなかった鷹人のはずなのにそうじゃない鷹人も存在している。
それが嬉しい事ではなく、隼太を好きな菜乃花にとっては恐怖でしかないように見えました。
そして読み進めていくと、心の奥にひっかかっている 雨の花畑=鷹人と心を通わせた気持ち が消えていない事に苦しんでいる描写が入る。
まだ鷹人を好きなままの菜乃花もいるんですね。むしろそっちの方たまに大きく広がるから、花畑の約束を果たしていない隼太との事が不安になる。
鷹人が会いにこないという事自体がもう答えのようなものなのに、吹っ切れずにいる。
そしてラストは、「もう探さなくていい」とあります。
消えたわけではない。片方が残ったまま、無かった片方もすでにあった事に気付く。
融合するわけでなく、両方別物としたまま抱えて生きていくわけです。
これが本当の意味で煽りにある少女漫画史に残るの実態かもしれない。
一見どっちかを選んで終わっているように見えて
どちらも菜乃花の「彼」」のまま終わっているという。
こういう終わり方をした漫画を他に知りません。
ちょっと文学の域ですよ。


なんだか最終回を一番の山場にもってくるという作り方になっていて
このあたりは少年マンガを感じさせますね。
でもだからか余韻の部分が少ないのが惜しいなあ。
あと1話、いやあと10pでも5pでもあったらよかったなあ。
記憶を取り戻した菜乃花の気持ちがもっと説明あってもよかったし
何より鷹人の去り方が足りない気がする。もうちょっとページ使って読ませてくれても。
ただ菜乃花の葛藤をあれこれ説明してしまうと
ラストのあの表情で終わることはできなかったと思うので
やはり菜乃花の気持ちの説明はこれ以上はいらないのかも。
それより鷹人の一番の見せ場と、恋の決着は最終回の一つ前のあれが全てなんだろうけど
最終回でも隼太と菜乃花と同じくらい気持ちを掘り下げてほしかった気はしますね。
ただ、雑踏の中でやっぱり一瞬で菜乃花の姿を見つけてしまう鷹人だけど
声をかけずに去っていく事じたいが成長なんだとも思いました。
鷹人好きとしてはこれだけじゃなく、鷹人のあれこれその後の余韻をもっと見たかったという事です。とくに去っていくところ。
でも柱を読むと4p足りないって描いてある。単行本では書き下ろすみたい。
そこで鷹人の補完があるのかなあ。これは単行本を見てみないとわかんないな。


とりあえず3回だーっと読んだ感想!
また何回も読み返すと違う感想もでてきそうです。
とりあえずそれぞれ3話か4話くらいまできました。
最初おもしろいと思ったものが下がったり、逆にあがったり
今期は上げ下げが激しい感じ。とりあえず今のところは

★★★★★ 過保護のカホコ>僕たちがやりました>悦ちゃん>ウチの夫は仕事ができない
★★★★  黒革の手帖>コード・ブルー>ひよっこ>おんな城主 直虎>刑事7人 第3シリーズ
★★★   脳にスマホが埋められた>>わにとかげぎす
★★    愛してたって、秘密はある
★     ごめん、愛してる>警視庁いきもの係>セシルのもくろみ>カンナさーん!
他は見ていない、見る予定なし


てな感じ。
過保護のカホコは主人公のちょっとヤバいところギリギリな感じが薄まってきて見やすい。
島谷君も自分の方向性が見えてきたかな。
お父さんの爆発が思ったより小さなものだったので、次が楽しみです。

僕たちがやりましたは最初はとっつきにくかったけど、見てるうちに面白くなってきました。
クズばかりな登場人物もある意味いいし、どこかチャンピオン的な匂いのする不良感も馴染んできました。
主人公はクズだけど一線ギリギリの良識は守ってる感じですね。

悦ちゃんは手堅いNHKな作り方。演出が面白い。

ウチの夫は仕事ができないも演出が面白い。仕事のできなさにはイライラしつつも、なんかあるあるな感じもしてw妙にリアル。
この夫婦が可愛いです。
お嫁さんやってる役者の方、いい感じです。
同僚の先輩がめちゃくちゃウザいけど、彼なりの必死さも伝わってくるし憎みきれない。

黒革の手帖はちょっと粗が見えてきたかな。
主人公はやはり万能ではないのでね…。でも先が気になります。

コード・ブルーはストーリーは面白いんだけど、ガッキーはやはりこの役が合ってない。
クールで出来るキャリアウーマンというのが合わないんだよなあ。
文句言ったり喧嘩してても緊迫感がないし。かわいいんだけど。

脳にスマホが埋められたはテンポがよくないのでダレてきます。
スマホ人間という設定を活かしきれていない気がする。
1話は珍しくてよかったけど、心が読める系の話と変わらなくなってきたから。

警視庁いきもの係は生温過ぎる。
1話がすごく長く感じます。ハシカンは文句無く可愛いけど、それだけなんだよ〜
脚本に魅力がないというか。
動物ものはハプニング系の何かおこった時をきりとる動画系なら面白いけど
いつもの変化ない動物をずっと撮ってても面白くないわけで。

セシルのもくろみは主人公のキャラがあまり好きじゃない。
これがどうモデルとしてなりたっていくのか興味はあります。

カンナさーん!は1話で離婚になるのが新しい気がしてたけど、どんどんつまらなくなります。


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