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管理人の日記、毎日のことやニュース、映画にドラマ、なんでもつらつら不定期更新。でもほとんどドラマの感想。
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視聴率がゴールデンでは最下位だったこのドラマ。
でも面白かったんだよなあ、最終回をのぞいては。

まったり、楽しく、中身はすごく薄く、わかりやすすぎるストーリーで、出てくるキャラクターはみんないい人、みんなで仲良しこよし
みたいなドラマが最近増えていました。震災の影響なのかもしれないけど
正直、退屈なドラマばかりでうんざり…と思っていた時に

出てくる人は全員、感情移入できないいやな人ばかり、みててイライラする展開、先のよめなさ、これらをやっている聖なる怪物たちというドラマは
先が気になる一番の邦画ドラマでした。
(トップはビバリーヒルズ青春白書、ドロドロ具合、いやな人たち、展開の早さという意味においてもトップ。先が気になりすぎる面白いドラマです)
怪物たちは、それぞれみんな完璧じゃない人ばかりで
自分の利益のために動いている、人のために動いているのは中谷美紀だけだけど人殺しをしてしまう。
打ち切りだったためか、最終回は全部ご都合的に同じ部屋に登場人物を集めてしまい、全部セリフの説明で謎解きとまとめをしてしまうという強引さ。
展開やせりふ回し、だまって聞いてるモブキャラなど、何もかもが昼ドラみたいでした。それまではサスペンスだったのに。

視聴率で打ち切りを決めてしまうのは本当にもったいないなあと思わざるを得ません。
投げっぱなしの謎もあるし、仁みたいに最後まできっちりやりきれる作品て少ないのかもなあ。

しかしこのドラマ、「あなただけは怪物にならなかった」と言われている主人公司馬先生が一番うざいってどういうことw
おまえが何もしなかったら丸くおさまってたんじゃないのかっていう。まあ子供は生鮮的に不幸に育ったかも知れないけど、それは本人次第だし、大切にされることにはかわりない。
もとはといえばみえさんが何もかも悪い。不倫して、妊娠して、それを隠してまた不倫して、遊びで何度も寝て、他人のお金をあてにして代理出産をひきうけると嘘をつき、まただまし、最後に嘘を暴露するという最悪パターン。
だからか、死んでしまったかわいそうな女性の真相をあばく正義の司馬先生、という風には見えないんですよ。むしろ余計なことをしている、うっとおしい司馬先生に見えてしまう。
みえさんが何も可哀想じゃないのが敗因かなあ。

でもこんな風に思う心こそが怪物で、視聴者の心の中にも怪物が住んでいる、というくくりにしたいのかもしれない。
それがエンターテイメントと言えるかどうかわからないけど
せめて最終回がすっきりすべてを解決していたら、そして願わくばセリフの説明でなく展開していれば、面白い作品になったような気がするんだけどなあ。
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