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管理人の日記、毎日のことやニュース、映画にドラマ、なんでもつらつら不定期更新。でもほとんどドラマの感想。
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愛が死ぬのは君のせい 8話感想です。
ネタバレ含みますので嫌な方はご注意ください。
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怒濤の展開が続きます。
前回、ワルツが一墨の恋心を自分のものにしてしまうと決めた。
一墨が愛生を守るために、ワルツが愛生を乗っ取りたくならなくなるように、愛しく思うように、最後まで渡さなかった自分の恋心をワルツに与えて愛生を守った。
それは一墨が最後にできる手段だったんだと思います。
でも、ワルツは愛生を乗っ取らない代わりに、その一墨の恋心を自分のものにして返さないし、愛生のことも手に入れると決めてしまった。
ここまでが前回。

だから私はてっきり、今回はワルツが出てくると思ったんですよね。
愛生を手に入れるために強引になったワルツが、愛生とケンカップルみたいになるんじゃないかと。
でもそれだと、愛生はずっと一墨を返してもらう為に奔走するだろうし、恋愛としては平行線が続くなあと思っていました。

そしたら意外な展開がきた!
なんと一墨が戻ってきてるんです!!!!

え、ちょっとまってワルツは愛生を助けるために一墨から抜けて愛生に入った。
で、そのまま一墨が一墨に戻ったということは
ワルツは今、愛生の中にいるということ?!!
いや〜〜これ意外な展開です。
そして私、今回を読んでなんとなく確信しました。

この作品って「愛生と一墨の物語」が絶対的な基軸なんじゃないかと!

ワルツがどういう生い立ちなのか
今後、愛生たち、ひいては地球人たちにどういった影響を与えるのか
ワルツという地球外の生命体が人間の感情を学習していくとどうなるのか
愛とは。
そういう大きな物語はあるにせよ、です。
基本的に恋愛としては愛生と一墨の決定的な恋愛と成長物語なんじゃないかな!


だって今回、一墨が戻ってきて、恋心を失ってるわけです!
これはもう愛生との愛を取り戻す話、もしくは奪われたところからまた新しく愛を生む話ってことになるでしょ?
やっぱりヒーローは一墨、だけどそこに大きく関わってくるのがワルツ、っってことなんだと思います。
三角関係ではあるけど、ヒーローは一墨。
そして最終的に結ばれるのがどちらにせよ(タイトルからして愛生が死ぬのかもしれないし、一墨が愛のために死ぬ可能性だってある)
一墨の物語も今回からはじまったんじゃないかって感じました。まあ彼の長い時間をかけて守ってきた恋は1話から始まってるわけですが。

今回、一墨がわりとあっさりしていたし、1話に見せたような不器用さをあまり感じませんでした。
社交性が高いというか、それなりに周囲と折り合いをつけて薄く上手く付き合ってるみたいな感じ。
だからもしかするとワルツが一墨のフリをして愛生を遠ざけようとしてるのかも、とも思いましたが
でもやっぱりそれより恋を失った一墨が戻ってきた、という方が読み味がいいんですよね。
愛生を好きだったことを失った一墨がどう変わってるのか。
こんなに普通に器用に生きてるっぽい一墨になったんだとしたら、それは彼にとっていいことなのか?

愛生は「悲しい一墨」がいなかった事に安心して「よかった」と喜べる。
たとえ振られていても。
それが今回「嬉しい」と「悲しい」が同時にきて混乱してる失恋シーンになっていた。



私このシーンを見てなんとなく「菜の花の彼」の2巻を思い出したんですよ。
鷹人がファミレスで失恋するのと同時に恋に気付くシーン。
そして「初恋」ということを強調するのが同時に鷹人と菜乃花であったシーン。

二つの相反する心を同時にもってきて表現する、っていうのは
桃骨先生のすごい真骨頂であると思います。


愛生はここにきて初めて、これまでの事が非現実的であるという事に直面する。
今まで驚くくらい超常現象を自然に受け入れて(目の前で見たからっていうのがあるけど)当たり前にワルツを認識していたけど
それって自分が作り出した夢なんじゃないかって。
これは「えっちゃん」という他者の目が入ってきた事と、大きな事故にあった事が機転になっている。
これから学生という社会のなかでの愛生、一墨の物語が始まる時に
ワルツの存在を認識しているのは愛生ただ一人だけという状況になるのです。
えっちゃんも信じない、他の友達「いつもの一墨じゃないな」程度のとまどい。親はもちろん知らない。
そして今まで同じ体験をした同士であった一墨はすべてを忘れてしまっている。恋も失っている。
これはなかなかハードモードですよ。愛生ひとりぼっちだもん。今のところ。

でもだからこそ、ワルツが出てきた時に愛生との二人だけのヒミツの世界になって、ワルツにとっては愛生が特別であるように
愛生にとってもワルツがちょっと切り離してしまえない存在になってくるのかなって気もします。
さらに、一墨はそのまんまの一墨で戻ってきているわけじゃない事に気付いている人は誰もいない。愛生を含めて。

そしてなにより気になるのは一墨の変化。ここが一番読みたい。


いやまて。ワルツの存在を知る者がもう一人いた。



彼だよ。例のドンした奴!
何イケメン先生として入り込んでんだよ!!w

でも彼でさえ、一墨が恋心を奪われている事に気がついてないかもしれない。
愛生の中に入ってワルツがどうしたかなんて見えてないはずだしね。
愛生は傷が治って助かった。ワルツが助けたから。はたから見ればそれだけなんだもの。


そう考えると、愛生よりも孤独なのは一墨なのかもしれない。
彼自身さえその事に気がついていない。
一墨の恋を奪ったワルツだけしか知らない。


いやあ〜〜〜〜〜〜すごいっす!!
すごいドラマチック!!!
めっちゃ複雑で1回1回読んでると、これまでにどうなってこうなったかを忘れていたりするのでややこしいけど
通しで読むと全てが繋がってるんですね。
これはコミックスでまとめ読みした方がいいかもしれない作品です。
もちろん雑誌で追いかけますがねw
続きの予想が難しいということと、伏線が張り巡らされてるということは菜の花の彼以上だと思います。
一つ一つの疑問にちゃんと理由が用意されてる気がするんだよな〜〜〜

次がすっごく楽しみです!!!

11話の感想からブログひっこします。アメブロへGO

「愛が死ぬのは君のせい」9~10話の感想へ

「愛が死ぬのは君のせい」8話の感想へ


「愛が死ぬのは君のせい」5話〜7話の感想へ


「愛が死ぬのは君のせい」2話〜3話の感想へ

「愛が死ぬのは君のせい」1話試し読み

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