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管理人の日記、毎日のことやニュース、映画にドラマ、なんでもつらつら不定期更新。でもほとんどドラマの感想。
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愛が死ぬのは君のせい
2話と3話の感想まとめていきます。ネタバレ含みますので嫌な方はスルーでどうぞ
ちなみに今回から「漫画の感想」カテゴリではなく「愛が死ぬのは君のせい」カテゴリに分別することにしました。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓



















一墨の中に入り込んだものの正体が少しずつ明かされてきました。
2話ではその事に気がついた愛生の対処が面倒くさくなったのか、いきなり記憶を消してしまう一墨の中のもの(今後これを嘘一墨とよぶことにする)
でも、手紙を落として気付かせた一墨のファインプレーで思い出す事ができた愛生。
この記憶を消すシーンのアクションといい、詰め寄る愛生といい、非常にアクティブで動いている。画面が止まっていないんですね。
それがこの作品の特徴かなと思います。
とにかく、人物が動いている。これ作画が大変そう…ここまでの画力あってのことですね!とくに記憶を消すシーンなんて。中の一墨が抵抗してるから自分の顔を抑えちゃったりするところとか。
3話でも抵抗して自分の首をしめて
愛生に移らせるくらいなら、自分ごとこの嘘一墨を消して殺してしまおうってしたり。
それくらい一墨には激しい思いがあるんだな。クールで表情変わらないのに。
でも右手を壊されて、何もできなくなった一墨は涙を流すしかできない。
そんな中の一墨をあざ笑う嘘一墨。



この中にいる一墨と嘘一墨とのやり取りが、説明的にならずに絵と行動で自然に表現できてるのがすごいと思いました。



で、もともとの一墨がクールで無愛想なのとは逆に
この、のっとった嘘一墨は表情豊かです。
1話では恐ろしいまでの笑顔、2話では「え?なにが悪いの?」というあっけらかんとした表情とか
右手にむかって「お前が落としたのか」という時の「あん?」って感じの顔。
3話でもいろんな顔を見せています。とにかく嘘一墨は表情が動く。

これ、もともとの一墨が感情をみせないタイプでよく分からない人と思われてきたのと逆なんです。
嘘一墨が入ったことによって、分かってくる一墨の気持ちがたくさんある。
連載が始まったときの煽りが「これは本当のあなたを知るための物語」だったのですが
そういう事なのかもしれません。
この事件があるから、一墨のことが知れる。
そして今後は中にはいりこんだ嘘一墨の過去などもあいまって分かってくるのかもしれません。

「遠くから逃げてきた、どんな形でもいいから生きたくて
 これって生きてるだろ?」

違う体の中に入ってもそれでも生きてることになる。本来の自分じゃないものとして生きることになっても生きてることになる。
そう笑顔で言い切れるくらいに、もしかしたらこの嘘一墨の過去は壮絶なのかもしれない。
何から逃げてきたのか。どんな存在だったのか。

しかしです。
そんな重くなりそうな状況を打破しているのが、この嘘一墨のあっけらかんとしたキャラ(これ仮面を被ってるだけかもしれないけど)と
なにより 主人公。
愛生のキャラなんです!!!!



のっとられる不安とか、自分が消える怖さよりも
6年間なにもわからずモヤモヤしてた時よりも
ずっとわかりやすく、一墨のためにできることが突然あらわれた。
それだけで行動できるくらい直球なんですね。そして明るい。
一言でいうと、豪快。
これ、主人公がなんとかしてくれるかもしれないと思わせるタイプの、主人公が引っ張るタイプの主人公かも。
その事を誰に言うでもなく、最後にえっちゃん(友達)と日常を過ごしながら決意してるのもいいし
えっちゃんもいい友達。カラっとしてて、でも分かり合ってる感じで。

「一墨、いま大変なんだよ」
「あ〜それで。逢沢のようすおかしいってクラスの子ら言ってたわ」
「うん。でもそれ 私がなんとかできそうなんだよね」

状況の不安面とか、怖さとか、ネガティブなことを考えず、なんとかできそうならするしかないじゃん!っていう楽観的な感じがあります。
これがこの作品をコメディシリアスにしている部分がすごくある気がする。

嘘一墨の言った「死んだ証もなく消える」というのは
普通に死ぬより嫌なことかもしれない。
誰も自分がいなくなった事に気がつかないんだから。
それをこの嘘一墨が過去に経験してるのかもしれないと予想してみたり。

次回はいよいよ愛生の中に入る嘘一墨との対決かな。
でも主人公がなんとかするのかもしれないし
もしかしたら今度は逆に愛生の中に入った嘘愛生と一墨のやりとりになるのかも?
と考えてみるけど本当いうと想像がつかない。

1話2話とスピード感ある展開でしたが、3話の今回はちょっとゆっくり目で愛生の心に焦点をあててる。
今のところ愛生は一墨を取り戻すことしか考えていないし、好きなのは一墨だけ!ってのが痛いほど伝わってきますが
コミックス1巻の中でこの状況を変えてくる気がするんだよね〜桃骨先生のことだから。これから1冊の中での山場がやってくるんじゃないかと思うんです。
今回の3話目はその山場に向かう為の準備みたいに感じました。

11話の感想からブログひっこします。アメブロへGO

「愛が死ぬのは君のせい」9~10話の感想へ

「愛が死ぬのは君のせい」8話の感想へ


「愛が死ぬのは君のせい」5話〜7話の感想へ


「愛が死ぬのは君のせい」2話〜3話の感想へ

「愛が死ぬのは君のせい」1話試し読み

ブログカテゴリは「愛が死ぬのは君のせい」になります
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