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管理人の日記、毎日のことやニュース、映画にドラマ、なんでもつらつら不定期更新。でもほとんどドラマの感想。
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1週目が終わりました花子とアン。

…なんか退屈なんだよなあ。
1週間目でとくに感情がゆさぶられるようなエピソードはなかったと思います。
少なくともごちそうさんとあまちゃんとカーネーションとゲゲゲにはそれが1週目であった。(純と愛にさえ1週目はそれがあった。梅ちゃん、おひさまは途中から面白くなったパターン)
でもこの花子とアンはなんか見ていてだるいっていうか
とにかく退屈なのです。
すごく15分という時間がたつのが遅く感じる。
1週目を見てとりあえず思ったのは「お兄ちゃんがかわいそう」くらいしかなくて。
主人公の健気さも朝ドラ子供時代テンプレートだし、この子ならではっていう個性が感じられない。
唯一の空想好きとか本が好きっていうのが、すべてアンの元ネタにこじつけているので
日本の朝ドラ主人公の健気さと、アンのかんしゃく持ちだけど自由なところが乖離してしまっていて
どういう子なのかよくわからないまま1週目が終わった気がします。
だから土曜日の転校のあいさつシーンでも、クラスの皆が泣いてるのをぽかーんと見ている気分になった。
そんなに友達に思われていたの?いつそんな仲良くなった??っていう気分になって。
一番失敗しているシーンはいきなり黒板で殴るところ。あのアンの短気さは、誰からも愛されなくて必死で人とのつながりを求めている子っていう下敷きがあっての事で
家族から愛され、妹たちの面倒をよくみて、家族の為に自分を押し殺すようなキャラとは同居しない。
だからちぐはぐになっている。
こんなことなら無理矢理アンっぽいキャラにせず、
アンとは対照的な、控えめで暗くて、あまり人に対しても笑ったり怒ったりできないようなキャラにした方がよかったと思う。
そんな子が空想して心の中だけで自由になり、やがて出会う本のアンを読んで、自分とはまったく逆の自由なアンに驚き憧れる。だけどずっと「空想」に助けられて生きてきたところだけは同じで、
だからこそ憧れと親近感で「赤毛のアン」を翻訳したいと思う。
という流れの方が、見ている方も感情移入できたのではないか。
「アンの劣化版」ではどうにも二番煎じ色が強すぎて好きになれない。
このままいくと、自分とそっくりなアンを翻訳して広めたいだけの、自分を肯定する為の自己愛の話になってしまいかねない。
主人公がなりたくてもなれない「赤毛のアン」を、憧れの気持ちで広めたいと願う方が、見ている方も気持ちいいはずだ。
今の主人公は赤毛のアンに似せて作ったまがい物のキャラのように感じられてならない。

主人公が大人になってからテイストが変わるのかもしれないけど
今のところ、このドラマは前作のようにヒットする予感がしない。
簡単に言うと続きが気にならないし、わくわくしないのだ。
とはいえ、途中から面白くなった梅ちゃんやおひさま(おひさまは大震災後に書き換えられた後半のぬるいシナリオが駄目すぎたけど)
逆に途中からつまらなくなった純と愛、みたいな例もあるので
今のところ一概には言えないけど…。
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