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管理人の日記、毎日のことやニュース、映画にドラマ、なんでもつらつら不定期更新。でもほとんどドラマの感想。
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1月期ドラマ、はじまりました。それぞれ1〜2話まで進んだところですが
現段階で個人的面白い順にならべると

★★★★★ 
★★★★  ゴーストライター>DOCTORS3>マッサン>○○妻>>相棒 season13>問題のあるレストラン>ウロボロス
★★★   学校のカイダン
★★    まっしろ
★     残念な夫。>出入禁止の女>山田孝之の東京都北区
最初から見のがしてる…銭の戦争、アイアングランマ、ワカコ酒


こんな感じ。流星ワゴンがまだ始まっていません。

今期は星5つで最初から面白いのって無いんですよね〜。1話から心を掴まれるようなドラマはわりと好きでい続けるんですけど、ここ数年で1話からガツンときたのは「リーガルハイ」「JIN」「アオイホノオ」「半沢直樹」「とんび」「Nのために」くらいです。
まあ「Nのために」「とんび」は最初が一番よくて、2回目から失速していったんですが…

そういう意味でドラマは最後まで見てみないとわからないですが、今期は1話から「次どうなるんだろう?」とわくわくするものが無かったです。

まずゴーストライター、これは小説家の「売れ続けなければ干される」という苦悩と、これから売れたいけどなかなかチャンスがない新人の野心の物語。次がどうなるのかなという興味はこれが一番大きかったです。でもすごく面白いというわけではない。不思議なのは、あからさまに被害者である新人の水川あさみさんの役に、共感できないということ。応援できないというか。むしろちょっとウザかった。人の作品をパクってしまった中谷美紀さんのベテラン小説家に肩入れしてしまうのです。なんでだろう?心理描写がそちらに肩入れしてるのかな?演技力かな?なんだか物悲しさというか、永遠の栄光はないんだという危うい立場を感じさせる演技だったんですよね。


DOCTORS3は安定のすぐるちゃん転がし。何がおきても「あーはいはい相楽せんせの策略ですよね」という安心した見方ができて面白い。これもキャラ勝ちだなあ。土下座する相楽先生は悔しそうにしてて、周囲も憤ってるんですけど、どうしても相楽先生の「なんてね〜〜」という心の声が聞こえてくるw土下座なんか屁とも思ってないですよね。どうせ。


マッサンはウイスキー作りに話が集中してから俄然おもしろくなってきました。マッサンが本当に作りたいウイスキーが作れないという辛さ、そしてお客のニーズに合わせたものを作らなければならないという辛さ。狭間で「もう何が美味いのかわからんようになってしもた」というマッサンの気持ち、すごく切なかった。でもさ、マッサンまだ本当に「これだ」っていうウイスキー作ってないよね。お客に合わせてブレンドしたものも、本当に「今の日本人の好みにあわせた」ものが作れていたんだろうか?失敗におわったあのウイスキーは、結局どっちにも振り切れない中途半端なものにしかならなかったんだと思います。
ものを作って売るという事から言えば、「お前は誰のために作ってるんや?お客さんの為に作れ!お客さんの求めるものを作れ!」という鴨居社長の意見の方が正しいし、それこそお客さんを喜ばせる事につながる。だけど鴨居社長は「作る」という事ができない。
マッサンは鴨居社長の信念に基づいた日本人好みのウイスキーは作れなかったんだと思う。だけど、自分の求める本格ウイスキーでももちろん無い。どっちつかずは失敗しか生まない。自分としては限りなく鴨居社長の言う通りお客の求める味にしようと思って作ったお酒だったんだろう。でもあくまで「妥協して限りなく」なんだよね。マッサンはやっぱり自分の作りたい本格的なお酒を、たとえ売れなくても作るしかできないんだよ。
鴨居社長とマッサン、どちらもものを作るという事の姿勢は間違ってない、ただ資本主義か芸術主義かの違いのようにも見えます。きっと市場としては、両方あるのが健全で発展的なんだと思う。
鴨居社長が10万円貸してくれたシーンは男前だったなあ。
しかし史実を調べるとどうやら、鴨居社長(サントリー)は出資に関係なくて、マッサン(ニッカ)はりんごジュースで会社を作るというふれこみで資金集めをしたみたいですよ。でもその通りにドラマを作ると、マッサンが不器用ではなく経営者としてもそれなりに出来る、悪く言えばずる賢い人になってしまう。そういう意味でこのドラマのキャラの作り方はどちらの会社も傷つけない作り方になっていたと思います。


○○妻は「家政婦のミタ」の1話を見たときの感想とほぼ同じ。すごく現実離れした人物をもってきてこの人どういうつもりなんだろう?何者なんだろう?という謎で1時間ひっぱった感じです。次どうなるんだろうとは思うけど、共感する部分がないので、今後どうなるのかなあという感じ。とくに妻が途中でいきなり声をあらげて「おかあさんの面倒をみさせてください」と懇願するところ。それまで淡々と静かにしていたのに一変する演出は驚くし、何かこの妻に過去のトラウマがあるんだろうと思わせるんだけど、どうにも見てる方を置いてけぼりにするんだよなあ。あんな懇願をしておいて結局出て行くし、半端に無責任な感じ。最初の設定のインパクトはあるけど、だんだん面白くなくなりそうな気はする…ミタがそうでした。


問題のあるレストランは、集まる女性たちに一癖あって掛け合いが面白かった。でもセクハラのシーンはやりすぎのような気も。あんな会社あるの?あるのか?田舎じゃなくて都会だったよね?
高畑さんの演技を見るのはごちそうさん以来だけど、すっごいかわいこぶりっ子な役でびっくりした。上手いな!いろんな役が出来るんですね。
ドラマとしてはテンポもよくて面白かった。


ウロボロスは期待したわりに退屈だった。とくに前半はダラダラしてた。最後の最後でようやく二人の本性が見えたけど、思っていたよりもアクションが少ないし、生田斗真さんもあんまり魅力を出し切れていない気がする。前のドラマの「遅咲きのヒマワリ」とか「魔王」とか映画の「能男」の役の方がよっぽど魅力的に生田さんを活かしていたと思う。
表の社会と裏の社会の二人で協力してっていう設定は鉄板ネタでもあるけど、そういうのってだいたいそれぞれが自分のテリトリーならではの働きをするし、相手には出来ない事を自分がやるっていう役割分担がはっきりしてる。でもこのドラマは刑事のわりに人殺しするし本性も黒いし、ヤクザの方はヤクザ仕事をいまいちしていないし、二人のキャラの差別化がはかれていなくて、二人でいる意味が1話ではまったく感じられなかった。今後変わってくるのかな?

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