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管理人の日記、毎日のことやニュース、映画にドラマ、なんでもつらつら不定期更新。でもほとんどドラマの感想。
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今年のドラマもほとんど終わりました。というか、全部終わったのかな?
最終回まで見た上で個人的に面白い順にならべると

★★★★★ Nのために>素敵な選TAXI>ごめんね青春!
★★★★  相棒 season13>ドクターX>ママとパパが生きる理由>きょうは会社休みます>マッサン
★★★   ファーストクラス 第2=信長協奏曲=地獄先生ぬ~べ~
★★    MOZU Season2>ボーダーライン
★     
見なくなった…玉川区役所 OF THE DEAD、ビンタ!~弁護士事務、黒服物語、さよなら私、株価暴落、SAKURA~事件を聞く女~
最初から見逃している…ディア・シスター、すべてがFになる

こんな感じでしょうか。

Nのためには原作を読んではいたもののうろ覚えで、なんとなく残っている印象よりはうまくまとめてあった気がするなあ。最終回は本当に奇麗でした。
つまり1話と最終回だけ素晴らしくて、途中でけっこう中だるみしてたような感じです。
小説1本をドラマ10話にするとどうしても引き延ばし感が出てしまいますね。これはどんなドラマでもそう。たぶん6〜7話がちょうどいいんです。
それでもこのNのためには、それぞれの人物が信じていた人から裏切られ、絶望し、それでも好きな人のために自分を犠牲にした。大切な人を守るために全員が嘘をついた。そのまとめ方が良かったです。
主人公と成瀬君は高校時代も含め、本当に初々しいカップルで、傷をなめ合うような弱さもあって、見ていて心が苦しくなりました。泣ける場面もわりとあったし、良いドラマでした。


素敵な選TAXIも1話完結で面白かった。最終回で主人公がなぜこのタクシーの運転手になったのかが明かされますが、これシリーズとして続きをやりそうな雰囲気だったなあ。
途中から一人脚本家が増えバカリズムさんと共同で執筆されていたようですが
二人で作ったものの方が断然出来がよかったように思います。
笑い、シリアス、暗さ、明るさ、泣かせ、回によってぜんぜん違うタイプの話と展開をもってきて飽きませんでした。


ごめんね青春もなんだかんだで楽しめたなあ。
アクの強いキャラクターたちと、何故か全員怒鳴り散らしてしゃべるという作風が時々うるさいなーと思った事もありましたが
これも1話と最終回の出来が良かったタイプです。
まあ、クドカンっていつもその傾向があるけどw
テーマとなるものを最初と最後には打ち出してくるんだけど、その途中でガチャガチャした日常内輪ネタみたいなのを連続でぶっこんできてテーマがかすんでしまうので
途中がほんとにだらっとするんですよね。キャラクターの面白さというか、掛け合いだけで押し切るところがあるので、好きな人は好きだろうけども。
突然、相手の気持ちがころっと変わってそれをすぐセリフで説明して終わりだったりするので(話はそのまま進んで行く)心理描写はうまくないなーといつも思ってしまいます。
でも最後でうまくまとまっていて、勢いはあって、学生のモテない男子の悲哀が結構笑えるドラマでした。


ドクターX、最終回の宇宙ラストシーンはギャグか!w
やっぱり岸辺さんと米倉さんの関係性がいいなあ。
裏切られたと言いながらやっぱりあきらさんの事が大好きなみちこ。
あきらさんはあきらさんで、みちこが本物の医者である事を信じて誇りに思っている。
でも決してそれを表に出さない。
お金をあんな所に隠している事などのあり得なさも含め、すべてがエンタメとしてきちんと作られていたと思います。
もうこれはありえない演出でいいんだよね。
あきらさんとみちこ、という二人のキャラクターが確立したので、相棒のようにシリーズになっていっても人気は持続しそう。
やっぱり主人公一人だけじゃドラマは面白くないんだよなあ。誰かバディ的な人がいる方がいい。


きょうは会社、はもう最終回含めラスト3話分あたり全部つまらなかった。
なんで主人公が自分から身を引くのか、その理由もあやふや〜なまま、いや他の方法あるでしょなに勝手に決めてるんだ!と何度言いたくなったか…
当て馬君が助け舟だしてくれたり、恋人のふりしてください的なお決まりのテンプレ展開といい
も〜ほんとにチープで見飽きたこのやり方。それでもこのドラマならではの味付けしてくれたらいいのに、テンプレの域を出ませんでした。
でも心の中でのツッコミや自虐ギャグが面白かったので、キャラとしては良かった。
最初の方はほんとに面白かったですし。
綾瀬はるかさんの心の声のしゃべり方がこじらせ女子をうまく表現していて、やっぱり役が合うと上手い役者さんだなあと思いました。
福士君も棒演技気味ではあったけど、年下の感じがうまく出ていてよかった。
役者はいいのに、脚本がなあ〜…


マッサンはようやくウイスキーの話や会社経営の展開になってきて面白いです。
ただエリーと近所のおばちゃんや姑パートになった時のつまらなさといったら…
でもマッサンの会社の話だけですすめても半年もたないだろうし。
先週と先々週はもう見るのやめようかと思うほどだったけど、持ち直した感じがします。
要はマッサンがしっかりしてくれたらいいんだよね。
職人の頑固さというのを表現するにしても、不器用さを際立たせすぎた。
で結局、頑固さをつらぬいて途中でウイスキーを売り出さず5年は寝かせる、という展開にはならず
わかりました社長の気持ちに応えるべく、自分のベストのウイスキーブレンドをやります。今出来る事をします!という展開だからね…
職人の頑固さを活かす展開じゃないですよねこれ。むしろ双方の間をとってベストを尽くそう、というちょっと成長した展開ですよね。
だったら「不器用でダメでイライラする職人きどりのマッサン」を何週間もやる必要あったのか?と思ってしまいます。
そのわりにウイスキー作りに着手してから出来るまでの時間経過が早い早い!作る行程とかすっとばしてるし。微妙に私が見たいところとずれている…
エリーと姑の話には、ごちそうさんの姑話の面白さは今のところないんです。今後、姑さんが死んだりする展開あるんだろうけど。
職人というものの描き方の違和感とか、これからの展開の伏線になっているのかなあ…?


ファーストクラスは残念の一言。最初はなりあがり節全開でよかったけど、気持ちの変化をおきざりにしてあらすじだけ進めて行くから途中からつまらなくなってしまい。
何が目的で、それぞれ何がしたくて、何をめざして仕事をしているのか
全体的にふわ〜〜〜〜っとしたままだった。
悪女のモノローグもやりすぎ感がすごくて浮いてるし、
シーズン1の時の「狙ってなかったけど面白くなったモノローグ」とは明らかに違って寒くなってしまったな、という感じがしました。
主人公の信念もあまり強くは見えてこなかった。あっちにフラフラ、こっちにフラフラで、毎回の話で目的というか「こうなれば勝ち」というゴールがコロコロ変わるので
1本筋が通った道が見えないまま終わってしまったなという印象です。
女の人の描き方や嫉妬心に関しても、シーズン1は女性脚本家だったけど今回は男性脚本家で新人さんらしいので、ピントがずれてるのは仕方ないのかなと思いつつも
このドラマのシーズン1で何が受けて何が共感され支持されたかを把握できなかったのかなという風に思いました。
でも、スタイルが良く美しく凛とした女性ばかりが出てきて、ほんっとに目の保養になりました。やっぱモデルあがりの人って姿勢が違うなあ。役者さんたちはそれぞれ役になりきっていて好感度があがりました。


信長協奏曲は最終回がいちばん共感できなかった。
何故、現代の価値観をもちこんでそのまま通用するのか…解せぬ。
あまりにも道徳の教科書的な展開で、え〜〜〜それは違うっしょ〜〜〜と思ってしまいます。
戦国の面白さがないじゃん!なんで武将たち、その価値観で感動してるの?え?
と、回が進むにつれおいてけぼり感が…。
原作はこんなんじゃないでしょ。主人公はもっとドライだし、いちいち感動系に訴えないし。
ん〜なんだか全体的にチープになってしまったな〜という感じです。
でもその感動のごり押し部分以外の、ギャグ演出のところは好きでした。現代からタイムスリップしてきた人とのいきなり現代トークとか、黄蝶とのツンデレやりとりとかね。
1話は展開も早くてテンポよくてすごく出来がいいと思ったのになあ…
回が進むにつれ違和感が買ってしまいました。
それにしても山田孝之さんはいい渋さのある、存在感のある役者になったなあ。
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