管理人の日記、毎日のことやニュース、映画にドラマ、なんでもつらつら不定期更新。でもほとんどドラマの感想。
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愛が死ぬのは君のせい
2話と3話の感想まとめていきます。ネタバレ含みますので嫌な方はスルーでどうぞ ちなみに今回から「漫画の感想」カテゴリではなく「愛が死ぬのは君のせい」カテゴリに分別することにしました。 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 一墨の中に入り込んだものの正体が少しずつ明かされてきました。 2話ではその事に気がついた愛生の対処が面倒くさくなったのか、いきなり記憶を消してしまう一墨の中のもの(今後これを嘘一墨とよぶことにする) でも、手紙を落として気付かせた一墨のファインプレーで思い出す事ができた愛生。 この記憶を消すシーンのアクションといい、詰め寄る愛生といい、非常にアクティブで動いている。画面が止まっていないんですね。 それがこの作品の特徴かなと思います。 とにかく、人物が動いている。これ作画が大変そう…ここまでの画力あってのことですね!とくに記憶を消すシーンなんて。中の一墨が抵抗してるから自分の顔を抑えちゃったりするところとか。 3話でも抵抗して自分の首をしめて 愛生に移らせるくらいなら、自分ごとこの嘘一墨を消して殺してしまおうってしたり。 それくらい一墨には激しい思いがあるんだな。クールで表情変わらないのに。 でも右手を壊されて、何もできなくなった一墨は涙を流すしかできない。 そんな中の一墨をあざ笑う嘘一墨。 この中にいる一墨と嘘一墨とのやり取りが、説明的にならずに絵と行動で自然に表現できてるのがすごいと思いました。 で、もともとの一墨がクールで無愛想なのとは逆に この、のっとった嘘一墨は表情豊かです。 1話では恐ろしいまでの笑顔、2話では「え?なにが悪いの?」というあっけらかんとした表情とか 右手にむかって「お前が落としたのか」という時の「あん?」って感じの顔。 3話でもいろんな顔を見せています。とにかく嘘一墨は表情が動く。 これ、もともとの一墨が感情をみせないタイプでよく分からない人と思われてきたのと逆なんです。 嘘一墨が入ったことによって、分かってくる一墨の気持ちがたくさんある。 連載が始まったときの煽りが「これは本当のあなたを知るための物語」だったのですが そういう事なのかもしれません。 この事件があるから、一墨のことが知れる。 そして今後は中にはいりこんだ嘘一墨の過去などもあいまって分かってくるのかもしれません。 「遠くから逃げてきた、どんな形でもいいから生きたくて これって生きてるだろ?」 違う体の中に入ってもそれでも生きてることになる。本来の自分じゃないものとして生きることになっても生きてることになる。 そう笑顔で言い切れるくらいに、もしかしたらこの嘘一墨の過去は壮絶なのかもしれない。 何から逃げてきたのか。どんな存在だったのか。 しかしです。 そんな重くなりそうな状況を打破しているのが、この嘘一墨のあっけらかんとしたキャラ(これ仮面を被ってるだけかもしれないけど)と なにより 主人公。 愛生のキャラなんです!!!! のっとられる不安とか、自分が消える怖さよりも 6年間なにもわからずモヤモヤしてた時よりも ずっとわかりやすく、一墨のためにできることが突然あらわれた。 それだけで行動できるくらい直球なんですね。そして明るい。 一言でいうと、豪快。 これ、主人公がなんとかしてくれるかもしれないと思わせるタイプの、主人公が引っ張るタイプの主人公かも。 その事を誰に言うでもなく、最後にえっちゃん(友達)と日常を過ごしながら決意してるのもいいし えっちゃんもいい友達。カラっとしてて、でも分かり合ってる感じで。 「一墨、いま大変なんだよ」 「あ〜それで。逢沢のようすおかしいってクラスの子ら言ってたわ」 「うん。でもそれ 私がなんとかできそうなんだよね」 状況の不安面とか、怖さとか、ネガティブなことを考えず、なんとかできそうならするしかないじゃん!っていう楽観的な感じがあります。 これがこの作品をコメディシリアスにしている部分がすごくある気がする。 嘘一墨の言った「死んだ証もなく消える」というのは 普通に死ぬより嫌なことかもしれない。 誰も自分がいなくなった事に気がつかないんだから。 それをこの嘘一墨が過去に経験してるのかもしれないと予想してみたり。 次回はいよいよ愛生の中に入る嘘一墨との対決かな。 でも主人公がなんとかするのかもしれないし もしかしたら今度は逆に愛生の中に入った嘘愛生と一墨のやりとりになるのかも? と考えてみるけど本当いうと想像がつかない。 1話2話とスピード感ある展開でしたが、3話の今回はちょっとゆっくり目で愛生の心に焦点をあててる。 今のところ愛生は一墨を取り戻すことしか考えていないし、好きなのは一墨だけ!ってのが痛いほど伝わってきますが コミックス1巻の中でこの状況を変えてくる気がするんだよね〜桃骨先生のことだから。これから1冊の中での山場がやってくるんじゃないかと思うんです。 今回の3話目はその山場に向かう為の準備みたいに感じました。 11話の感想からブログひっこします。アメブロへGO 「愛が死ぬのは君のせい」9~10話の感想へ 「愛が死ぬのは君のせい」8話の感想へ 「愛が死ぬのは君のせい」5話〜7話の感想へ 「愛が死ぬのは君のせい」2話〜3話の感想へ 「愛が死ぬのは君のせい」1話試し読み ブログカテゴリは「愛が死ぬのは君のせい」になります PR
桃骨コンビの連載第2作目「愛が死ぬのは君のせい」が始まりました〜〜!!
さっそく感想です。 普通の学園ものはやらないだろうな〜とは予想してたけど 正直、想像していたよりずっとエンタメでずっと面白かった!そして衝撃的でした!!! これ少女漫画でやるのは結構画期的なんじゃない!? 一言で言うとジャンルはSFファンタジーなんです! 1話ってだいたいなんとな〜くキャラが出てきてこれから物語がはじまるよ〜みたいな感じなんですが もうこれは1話から面白いと思いました! 菜の花も1話だけでよみきりみたいな充実感があったんですが これはよみきり的な感じはないけど1話だけで話が大きく動いて、起承転結が存在しているんです。その上でどうなるの?という引きがある。 このあたりジャンプなどの少年マンガの第1話の作り方を思わせます。 少女漫画だと田村由美先生のBASARAの1話目を思い出しました。1話で話が動いて大きな事がおこり、どうなる?と思わせるみたいな形。 やはり鉄骨先生のストーリー作りはうまいですね。 菜の花の特徴でもあった心理描写の丁寧さもちゃんと入ってるし。 そんでもって桃森先生の絵!!!画力すごくないですか? 菜の花が静の絵柄だったのに対して、今回は完全に動の絵柄です。 動いているし、表情が豊かだし、活発だし、何よりアクションがいっぱい。 作品ごとに絵柄をちょっと変える先生なんですが、今回の絵はかなり上手く感じました。活き活きしてるし、主人公がくるくる動く子だからかな。綺麗というよりかわいい系だしね。 友達もなんだか面白い感じです。 顔はもちろん綺麗だし表情豊かなんですけど、身体がちゃんと動いていてしかもデッサンしっかり、自然に描けている人は少女漫画では少ないと思うんです。 だいたいの作家さんがちょっとお人形的というか、棒のようにグラビア的に立っている絵を描くのが少女漫画、って感じがするんですね。 でも桃森先生の今回の絵はアクションが多めで、躍動的。画力の下地がかなりしっかりしてるからこその絵を活かしてる。(だからこそ菜の花の時もちょっとエッチなシーンが非常に臨場感あったというかリアルで良かったんですけどw) 今後もこういった動きの多い、アクション多めの展開になっていくのかもしれない。 男子に関してはもう美形で言う事ないですね!てかちょっと鷹人さん入っててモロ好み…(じゅる) でも鷹人よりひねて無くていい子っぽい(今のところは)。不器用なところとクールなところは、隼太というより鷹人タイプかな。 この子がずっと抱えてきたものがあまりに大きすぎて、それがどれだけ主人公を守ってきたかって考えると 切なくていい男な感じが満載です。 なのに…!! 割れたよ!!!!! 衝撃的すぎる。 割れたのを力ずくで「パシィン!」とくっつける主人公の勢いも好きですw 何も言えなく怖くて固まるのが普通の女のコって感じですが そうではなく行動してしまうあたり、この主人公のキャラが如実に表現できてると思いました。 なんか好きだなあ! そこにのっかるモノローグも美しくて切なかった。 思えば序盤で出たアームレスリング部も面白ギャグシーンではなく、ちゃんと伏線になってるんですね。 たぶん子供の頃の事件で、あの力を授かったか残ってしまったかなんだろうな。 今後、一墨がどんな風になるのか気になりますが、最後に乗っ取った奴は 一墨とは真逆のキャラっぽい。これがどんな存在になるのか。 主人公の愛生と、一墨という一人の中に存在する二人との三角関係になるのか(という形式自体変わってるけど) はたまたもっと壮大なSF物語になるのか どちらにしろ恋愛はちゃんと主軸として存在する物語になりそう。 ラブコメとして始まってるけど、後半の展開や見せ方の緊迫感、シリアス展開から見るとラブコメだけでは終わらなさそうな感じといい期待しかない。 主人公が能動的なので、展開も早そうです。 でも切ない要素も多分にあって、これもしかしたら泣ける系じゃね?とも思ったり。 ラストのキャラが一癖ありそうなので、愛生と一墨の関係や会話がどうなるかも含め、2話からが楽しみです! タイトルが「愛が死ぬのは君のせい」ですが 主人公の名前は愛生(あおい) そして幼なじみの男子は逢沢 一墨(あいざわ いすみ) 主人公は名前に、男子は名字に「あい」が入ってる。 ということは死ぬのは主人公とは限らず男子の方かもしれず。さらに主人公は愛を生むという名前。 タイトルだけにしても愛という精神的なものが死ぬという意味なのか、実際に体が死ぬのか。 君のせいの君とはあの光のことなのか? いろいろとまた考察したくなる物語になる予感がします。 追記 前号の予告のカットと、主人公の髪型が変わっていますね。 今回はその髪型だけを変え、色は完全に全体を変えたものが雑誌表紙にカットとして使われていますが それもなんとなく本文のキャラのイメージと違う。 扉のカラーは完全にイメージ一致なんだけど。 これは予想でしかないですが、もしかしたら予告を描かれた時と、いざ本文を作ってからではキャラやストーリーが変わってきたのかもしれない。 もしくは急遽変更したか。 カットの方はどちらにしろ愛生がおとなしくて大人っぽい感じなんですよね。 でももっと活発でくるくる動く感じです。髪型もおとなしくないw 11話の感想からブログひっこします。アメブロへGO 「愛が死ぬのは君のせい」9~10話の感想へ 「愛が死ぬのは君のせい」8話の感想へ 「愛が死ぬのは君のせい」5話〜7話の感想へ 「愛が死ぬのは君のせい」2話〜3話の感想へ 「愛が死ぬのは君のせい」1話試し読み ブログカテゴリは「愛が死ぬのは君のせい」になります
ドラマも中盤を迎えています。
★★★★★ 西郷どん>99.9―刑事専門弁護士>リピート ★★★★ アンナチュラル>トドメの接吻>もみ消して冬 ~わが...>わろてんか ★★★ BG ~身辺警護人~>anone>明日の君がもっと好き>きみが心に棲みついた ★★ FINAL CUT>海月姫 ★ 精霊の守り人 途中で見るのをやめた…相棒、賭ケグルイ、名古屋行き最終列車2018 今はこんな感じ。 トドメがだんだん面白くなってきました! 最初見たとき、何度も同じシーンを見せるのがかったるいと思いましたが そのあたりの配慮がなされたのか、同じシーンはさらっと流し変化したところを中心に見せるようになってきたことと 主人公とキスの能力を持つ女のコの関係が変わってきたところが ぐっと面白くなった要因だと思います。 基本的に展開が早く続きが気になります。 主人公も最初は演技が…と思いましたが最近はハマってていい感じ! クズを演じるということに吹っ切れたのかな。いいキャラです。 西郷どんは3話くらいまでずっと教科書的で、先がよめる「普通にいい話」で 悪くはないけど先が気になるわけでもなくちょっと退屈、という感じでした。 が、渡辺謙が殿様になる回はものすごく上がりましたし、高揚した! さすが渡辺謙というか、あのカリスマ性がないとあのシーンは成り立たないんですよね。 みんなが「よかった!」と思う、拍手をしてしまいたくなるシーン。 その回から今回にかけてぐんと面白くなってきました。 とうとう殿様と相見え相撲までとって勝ってしまった西郷。周囲はもう終わったと絶望し西郷さんは牢獄に入れられてしまいますが たぶん殿様としては正直にぶつかってきた西郷どんにやはりこの男は裏表が無いと核心するんじゃないでしょうか。 でも違うかもしれない。 最近、主人公にも我がでてきて、ただのいい人ではないキャラになってきたので俄然面白くなってきました! 99.9はネタドラマwでももうここまでシリーズになると それぞれのキャラに愛着があります。 リピートは暗くて主人公もうじうじしててイライラするんだけど 先が気になる作りになっていて面白いです。 アンナチュラルは1話ずつ丁寧に作ってる感じ。 石原さとみさんの抑えた感じの静かなキャラもなかなかいいですね。 わろてんかはこんな書き方をするとなんですが、藤吉が死んでから面白くなった。 藤吉がいないおかげで主人公が主人公らしい動きをするようになった。 お笑いのスタイルを生んでいくエピも面白いし リリコとしろさんは大介花子なのかなと思いながら見るのも楽しいし でも実際は大介花子よりずっと前の時代なのだから、知らないだけでたくさんのお笑いスタイルの元祖となった人がいるんだろうなと思ったり やはり仕事が中心の話になると朝ドラは面白い。 藤吉はアイデアを出さないわりに(あまり働いてないように見えるわりに)周囲から藤吉さんのおかげとかいわれるシーンが多く 違和感がありました。 でも今のてんはちゃんと悩み、いろいろ試して、協力しながら大きくしようとしている。 こういうのを朝ドラに求めています。 ただカーネーションに感じた高揚感みたいなものはまだないかなあ。 個人的にはひよっこより今のわろてんかの方が面白い。最初はう〜んと思っていたけど 本当に皮肉なことに藤吉がいなくなってからストーリーやキャラがおもしろいんです。
それぞれドラマも序盤が終わろうとしています
現在のところ面白い順にならべると ★★★★★ 99.9―刑事専門弁護士>リピート ★★★★ 西郷どん>アンナチュラル>BG ~身辺警護人~>もみ消して冬 ~わが... ★★★ anone>トドメの接吻>明日の君がもっと好き>きみが心に棲みついた ★★ FINAL CUT>海月姫>わろてんか ★ 精霊の守り人 途中で見るのをやめた…相棒、賭ケグルイ、名古屋行き最終列車2018 て感じ。 リピートは昔のドラマのリメイクらしいですが過去のやつは見た事ありません なので初見の物語になるんですが、毎回焦点があてられる人物が変わって、それがどんな風に変化したかを前の時間軸と共に見せるんで、1話完結的な感じとしても楽しめます。 さらにいいように変わった事もありながら悪くなってる事もあり、サスペンス要素多くて先が楽しみ。どうなるか先がよめない。 タイムスリップというより数ヶ月前に戻ってそこからやり直しているだけなので 何度も行き来したりといった事がなく、タイム系では見やすいかもしれない。 西郷どんはやはり教科書的で、文句が言いたくなるところがない代わりに楽しみにもならない。 非常に優等生的な感じで進んでいます。 映像も綺麗だし役者もうまい。でも、物語の吸引力というのに今のところすごく欠けている気がする。先がどうなる?とも思わせない。 けれどつまらないわけではなく、見れば淡々と見れるけど…と言った感じ。 アンナチュラルは1話目はヒネリが聞いていて面白い脚本でした。 実際にあった事を下地にしているんだろうな、と思う部分もあり考えさせられるところがありました。 石原さとみさんの今回の役はとくにはじけているわけでもない、大人しい人なので これからどう魅力をだしていくかが見物です。ただいい人ではなく、自分の理念のために利用するものは利用する強さもある感じがするんですけどね。 もみ消して冬は前の月9のようなシリアスサスペンスなのかな、そのわりにちょっと面白風味のタイトルだなと思っていたら 蓋をあけてびっくり。ギャグドラマだったのか!っていうねw 火曜サスペンスのパロディ的な感じなんでしょうか。どうでもいいことであのお決まりの音楽が流れ、家族の小さな問題をサスペンス風味に見せていく。 切り口として新しい感じがしました。 全体にただようB級感もいい。 anoneはちょっと退屈。淡々と抑揚もなく過ぎていくので見ていて飽きてくる。 会話もこの脚本家さん独特の言い回しが今回も炸裂しており、リアルな感じとはほど遠い。どこか作ったような演劇的な雰囲気を漂わせます。 主人公が抱える不幸の設定もてんこもり過ぎる気が。 たくさんのドラマの中でこのような舞台劇的なものがあってもいいなと思うけど ハマるかどうかっていったらイマイチかなあ。 トドメの接吻は前回も書きましたが、何度も同じ場面を見せられるのがちょっと辛い。 これがタイムリープものの痛いところなんですが。 でも先がどうなるかっていうのは気になる作りになってますね。 きみが心に棲みついたは原作を読んでいるのでストーリーは知っているのですが、これをドラマ化しようと思った事じたいに勇気を感じるw 向井さんの役は「あなたのことはそれほど」の東出さんと共通するものがありますが、でもあっちは好きだからという気持ちが全面に押し出されて切なさもあったのに対して こちらの向井さんはガチでヤバいDVの人ですからね…。なかなか魅力的にはなりずらい感じがします。 漫画ではイケメンに描かれているし(もともと絵がうまい作家さんではないのでこの漫画の中におけるイケメンではありますが)ふとした仕草に魅力があったりするのですが これを実写にするとキツいものがあるような。 それより主人公のキョドりぶりがやはり見ていて痛々しい。 でも普通にラブコメとかよりは面白いかもしれない。 FINAL CUTは主人公にもう少し狂気がほしい。 復讐を何年もかけてやるのだから、それなりに狂った感じや憎しみがほしいんですね。 どうしても草薙さんの復讐ものの名作「嘘の戦争」を思い出し比べてしまうのですが、草薙さんの方が狂気を感じてやばかった気がします。あれは本当に面白かった。脚本もよかったし。 けれど亀梨さんも実力のある俳優さんだと思うんです。 それは怪盗、山猫で思いました。ああいったはじけたDQNも、逆に王道のイケメンも、どちらも出来る幅があるのだなと。 そして彼自身にどこか生真面目さを感じるんです。陰陽でいったら陽ではなく陰の人だろうなと。なんとなく影があるんですね。 それが役者として活かせる役に出会ったとき輝く気がするんですけど、今回の役もそういうタイプではあると思うんですが…これからかな?ターニングポイント的な場面がくるかもしれない。 海月姫はこんなにつまらなかったっけ?と思うくらい。もう原作が古いから時代に合わないのかなあ…。 女装する男子、恋愛苦手な喪女(でも着飾ればかわいい)といった設定もすでに古く、それらを押し出して物語を進められるほど特別でもなくなっている昨今。 しかし何より、主人公の喪女の描き方がもう古いなっていう感じがします。 いま、映画で「勝手にふるえてろ」という綿矢りささん原作のものが公開されていますが、この主人公こそが今の時代の喪女なのではないかと思う。 つまり、それなりに身なりもちゃんとしていて、かわいいし、普通に見える。社会性もある。 でも脳内はかなり独特で痛い。 これが今の喪女なんだと思うんですね。多くの人が共感できやすいキャラというか、リアルにたくさん居そうな感じというか。 でも海月姫の主人公の喪女感は一昔前のいかにも作ったようなもので、リアル感がないんです。多くの人が共感するようなところでもない。 表現のしかたも時代にあわせて変わってきている。
あけましておめでとうございます。
今年も隙なときをみつけてはダラダラとテレビドラマの感想、映画の感想、ニュースの感想、漫画の感想を書いていく日記になると思いますが よろしければおつきあい頂ければ幸いです。 仕事のブログは他で、生活面はFacebookになるので、こちらとはあまりリンクしていませんが 趣味のしょーもない事を思ったまま書き連ねることはすごくストレス解消になります。 そんなこんなでこのブログももう10年くらいたつんだなあ。(引っ越し前から入れると) それでは今年のドラマ、始まっているものをぽつぽつと見始めました。 まず大河。西郷どん。 いい感じじゃないでしょうか。 ロケをしている場所がいい、自然がいい、画面の作り方がいい。 画面が綺麗な色というだけで見応えがあります。 加えて子役たちが全員うまい。 話的にはまだ始まったばかりで特に感想はないのですが、男尊女卑の九州を舞台にしてもなお 現代の価値観をちょっと入れ込んで男女平等的なことをしようとしているのが気になりました。 が、無理矢理ではなくあくまで、社会に役に立つための女性というスタンスなので見やすい。 次も気になります。 全員が演技うまくて自然と入り込めました。 画面が映画みたいだしダイナミック。小さなセットでやってます感がないのが何よりいい。 逆にトドメの接吻は、主人公の演技力がなんとかならんのか〜〜 という感じ。 大河の子役の人たちよりずっとひどい。いや、比べたらダメなのか。 大晦日の笑ってはいけないでも山崎さんはセリフを忘れてなかなか出てこなかったし 喋り方も噛みかみで棒読みでした。門脇麦さんがうまいだけに余計に感じてしまって。 そんな感じがこのドラマでも炸裂していて…。 テーマは数年前から流行のタイムリープもの。 アニメではエンドレスエイト(涼宮ハルヒ)に始まり、まどかマギカ、リゼロなど数々の作品に使われている設定ですし 映画でもバタフライエフェクトやトムクルーズのもありました。 僕だけがいない街もリープものといっていいのかな?あれはちょっと違うかもですが、一度失敗したことをやり直すという意味では同じ。 なので特別珍しい物でもなく、むしろ映画でこの設定を今やられると「またか」と思うほどなのです。 ここ数年で本当にたくさん使われてきている設定なのです。 ですがテレビドラマでやるというと、ちょっと珍しいですね。 正直、何度も同じ場面を繰り返してみせることになるため、タイムリープものは見せ方が難しいと思うんです。トムクルーズのやつも多少失敗していた。繰り返しをしすぎて飽きてしまうんです。 その点タイムスリップは現代の人が過去にいくだけなので、価値観の違いや知識量を楽しむという事だけで同じ場面を繰り返すわけではない。 なのでテレビドラマという長丁場に向いていたと思うんです。JINとかね。 しかしリープという設定をどう10回もあるドラマで見せるのか。 トドメの接吻は、設定と、ミステリー仕立てのストーリーはそれなりに面白いはず。 でも正直、途中で飽きてしまった。なんでだろう。 繰り返しが多すぎた? 一度目の繰り返しで変わった事がなかったから? キスシーンがそんなに綺麗じゃなく、口紅をべたべたとなすり付ける演出もちょっと気持ち悪かった。 (そういえばもうすぐ「かさね」という漫画の映画化がありますが、あれも口紅を相手になすりつけて顔を入れ替えるという設定なんですよね。そのキスシーンも美しくないものになるんでしょうか。漫画だから綺麗に感じていたけど) 口紅を塗っているからその能力があるのか、だとしたら塗っている女は死なないのか リープ能力があるのは主人公の方なのか いろいろと謎を残し伏線らしきものも鏤められている。 続きが気になるように出来ているんです。 なのに途中で飽きてしまったのは、やはり同じシーンを何度も繰り返すという事と、その主人公の演技がうまくないという事に尽きるのではないかな…。 登場人物が非常に多いため、1話にしては情報が多かったですが、見ていれば分かる範囲。アメドラに比べたら全然展開も早くない。 なのに、なんだかごちゃごちゃしているように感じたんですよね。その割に主人公の気持ちが伝わってこないし心理描写が足りないし。 多過ぎる登場人物もとくにまだ話にからんでこなくて、顔見せ程度の人がいるのもごちゃごちゃの原因かも。 主人公の気持ちやキャラが途中から変わってくるのも原因としてあるかもしれない。 最初は本当にクズだし、いいところは一つもないし、仕事ぶりも軽くチャラい。人を見下している。 けれど途中からこれはやむにやまれずやっている仕事で、本当はいい奴なんですよというのが垣間見えてくる。けれど本当にいい奴認定には至らないレベルという微妙なところ。 誰かが好きとか誰かを助けたいとか、そういった感情でなく ただやむにやまれずお金を儲けたい、という感情は負でしかなく、魅力にはちと遠い。 けれどこういう設定は好きだし、興味があった分だけ期待して見てしまいました。 本当にファンの人には申し訳ないけど、もうちょっと演技がうまければもっともっと見た味が違ったのではないのかな。感想も変わってきそう。 脚本はそれなりに練られているし。 次も予約して見たいと思っていますし、退屈ではなかった。 ちなみにまっけんゆうさん、かっこよす。今まで悪い男の役ばかりだったので、今回は逆に王子様的な紳士でびっくりしました。 |
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