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管理人の日記、毎日のことやニュース、映画にドラマ、なんでもつらつら不定期更新。でもほとんどドラマの感想。
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一足先に始まった純と愛。
初回からびっくり!これ本当に朝ドラなの??

脚本を手がけるのは遊川和彦さん、家政婦のミタでおなじみのヒットメーカーです。
そのかたがおっしゃるに「朝ドラ的な要素をすべて排除した」
なるほど納得。

内容はすごく濃いです。一回見逃したらもうきっと分からない。
15分という短い中にいくつもドラマがあって、いくつも展開があって、いくつもの登場人物の視点がある。
まず初回から展開された主人公のモノローグがものすごい斜め目線!ちょっと中二病!
かつてこんなモノローグをした朝ドラがあったでしょうか…。
梅ちゃんのような、誰にでも好かれそうな、悪く言えば個性がないのほほーんとした雰囲気はまったくなく、どちらかというとカーネーションの主人公のような荒々しさと
わりと自己中心的な価値観と生き様。

そう、かなり未熟な人間なんですよね。

このテンポと内容の濃さをずっと半年続けて、主人公がどんどん成長していくとしたらかなりいい出来。それを想定してのことか、現段階ではけっこうな独善的娘。
言ってることはまっすぐだけど、共感できない。これを狙ってやってるんだとしたら相当うまい。
でも今の所まだカーネーションの初回から1週間の出来は超えていません。
あれは時代性や背景、映画のような撮り方のカメラワークのせいもあったけど
何より大阪弁というのがすごく効いていた気がします。
カーネーションの糸子とこのドラマの純は同じようなタイプなんですが
どうにも純の方があまりかわいくない、愛嬌がない、ただのわがままで自己中のように感じるのは、大阪弁か標準語かっていう違いがかなり大きいと思う。
せっかく大阪が舞台なのだからなぜ大阪弁にしなかったのか分からないけど
沖縄の方言もあまり出てこないし、そこがもったいないなあ。
方言というだけでかなりその地域性や人間らしさを出せると思うんです。
糸子は小野さんの関西弁があまりにも上手くてハマっていたのも、ヒットの大きな要因だと思いますし。
方言なだけで同じきつい事を言っていても、どこか愛嬌がうまれて愛されるものです。

この純と愛、
愛のキャラクターも相当きもちわるくて、さわやかさは全くないのですが
すごく先が楽しみなドラマです。
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