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管理人の日記、毎日のことやニュース、映画にドラマ、なんでもつらつら不定期更新。でもほとんどドラマの感想。
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ああ〜〜〜怒濤の54話。
そうか、鷹人が転校してきたのも菜乃花がクラスで孤立したのも鷹人がそれを救う為に変わろうとしたのも実は隼太が大きく影響していたのも
強いて言えば烏丸というキャラが新しく出てきたのも
なにもかもここからの鷹人と隼太を描くためだったんだ。
鷹人をこの心境にいたらしめる流れだったんだ!
だから8巻と9巻で伏線をこまかくこまかく丁寧に貼ってきたんだと…!すごい。


いや、ほんとにこの先の展開がよめない。以下ネタバレ

























54話から文化祭という一つのイベントが提示されて、でも重要なのはその学校イベント自体ではなく
そこに絡むキャラ達の思いと「花畑」というつながりです。
最終回は菜乃花を隼太が約束の花畑につれていってくれて終わり、だけだとちょっと物足りないなーと思っていたんですが
もうそんな花畑の使い方なんてこの漫画ではしないですね。
隼太にとっても鷹人にとってもそれぞれの思い出がある花畑、でもどっちもまだ花は咲いていなかった←ここ重要
それを菜乃花が自分で作って見せようとしている。しかし烏丸に汚される。
花畑というキーワードで3人の恋心が渦を巻き始めている。
これ、思えば3巻からずっと伏線はってたようなもんだよなあ。


烏丸はどうもかなりサイコなキャラではあるけど、純粋に「好き」の正体をずっと探していて
それが鷹人の中にあるような気がしているんだと思います。
でも前回でたかだかお友達()になって喜んでいる鷹人のしょーもない顔を見て、ある意味もう鷹人に興味がなくなってしまったんだと思う。
こいつからは何も得られないと。
だから今度はこっちから動いて変化を与えようと。
けど今回鷹人は悟る。
「ただの友達なんて 俺はこんなにも望んでなかった」

その後の鷹人さんがもう可哀想で可哀想で。
クラスで助言をしてくれる鷹人さんはある意味もう紳士で、ぶっきらぼうな言葉とは裏腹に小さな幸せで自分をごまかして自らを満足させようとすらしていたのに…
それさえも許さない菜乃花…。

どSだよ!!!!(涙)

でも隼太に対してものすごく一途で、もう絶対に他の人にフラフラなんか1ミリも考えられないところが菜乃花の魅力でもあるわけで。
八方美人ではまったくない代わりに、残酷なほどたった一人しか見ない。
それは鷹人も同じなんだけど、前回の感想でも書いたように、鷹人は優しくなればなるほど自分を傷つけていく。

今の表情を知ったら、今度こそ烏丸は鷹人にロックオンする気がします。
その根底にある気持ちは「菜乃花にふられた」って事じゃないのかな。自分で気付いてないけど、烏丸は鷹人にシンパシーを感じていて自分の思うように行動してほしいのかもしれない。
だから前も「消えられる?」って誘導するみたいに聞いてた。


しかし今回、健介や洋、友達もみんな出てきて、もしかしたら文化祭でオールキャラそろい踏みになるのかな。
大きな事がおこりそうな予感。ひとつの山場にむかってここからいよいよ開始ゴングが鳴ったような、高揚感のある回でした。
どうなるここから!
あ、それと余談だけど隼太と菜乃花のつきあいに余裕がでてきてたw
一度エッチするとものすごく距離が縮まるじゃないけど(二人はまだしてませんけど)それに疑似るくらいすごいラブラブの段階をひとつのぼりましたので
ちょっと男の余裕みたいなのがうまれちゃってるんじゃないの隼太〜
「それで?」とか言って女子に言わせる余裕がwにくいww
隼太ってモテる大人の男になりそう…


恋をして強くなる者と、弱くなる者。
表紙カラーの菜乃花が美しくて凛としていて、ラストの烏丸のセリフが余計に刺さります。

「全部はぎ取られて 何もなくなったところにある」その気持ちとは。
そして、手に入れたものをふいに失う可能性が隼太にもある、っていう示唆が
こんなにどん底の鷹人にもまだ可能性があるんじゃないかと…。
私はまだ思ってますよ
もしかしたら鷹人と菜乃花がくっつく事もあるんじゃないかって。
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