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管理人の日記、毎日のことやニュース、映画にドラマ、なんでもつらつら不定期更新。でもほとんどドラマの感想。
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1月期ドラマ終りました。外はすっかり春。桜もちらほら咲いて。
最終回まで見た上で面白い順にならべると

★★★★★ 嘘の戦争>カルテット>スーパーサラリーマン冴江内氏>おんな城主 直虎
★★★★  A LIFE ~愛しき人~>就活家族>東京タラレバ娘
★★★   大貧乏
★★    
★     嫌われる勇気>べっぴんさん
☆途中で見るのをやめた…突然ですが明日結婚します、増山超能力師事務所、下剋上受験、精霊の守り人、クズの本懐
☆最初から見ていない…幕末グルメ ブシメシ!、お母さん、娘をやめて...、三匹のおっさん3、レンタルの恋


あんまり順位変わらず。
嘘の戦争は本当に面白いドラマだった!最後まで視聴者をだまし、
詐欺師らしいまとめ方と終り方。気持ちよかった。
オーシャンズ11を思い出させるような構成とキャラクターでした。
草薙さんはこの役にとっても合っていたと思います。
何より脚本自体が面白いドラマだったなあ。
同じ状況、同じ気持ちにならないと、自分がどれだけの罪をおかしたのか
それが真に分かる事はない、という結論ですが本当にその通りだと思います。
詐欺師は詐欺師であって、決して人殺しにはならないところもいいですね。


カルテットはなんだかもやっとする終り方だったけど、これはこれで個性があった。
世間はすぐに騒いで、誤解も解けず、多くの人々にとっては愚かで馬鹿で悪人のままで終ってしまったけど
分かる人には分かってもらえるし、仲間もいる、居場所もある。
それが幸せ、ということなのかな。
最後のコンサートでもほとんどの人が期待した野次馬ワイドショー的なものとは違ったガチのコンサートにがっかりし帰ってしまった。
でもささいな音楽を楽しめた少ない人だけは残った。
音楽としても彼らは決して一流じゃない。
そんな寂しい大人達が寄り添ってくらす、会話劇の面白さだったなと思います。
舞台のような雰囲気がずっとありましたし。


スーパーサラリーマンは続編が作れそうな感じ。
堤真一さんのかっこよさがあるからこそ、あの嫁にいびられ家事をする可哀想な夫の姿に
惨めさを感じずに済んでるこの絶妙なバランスがよかったなあ。
結局のところあの夫はMですし。
ラストは嫁のちょっとした愛情が感じられて面白かったです。


おんな城主はとうとう城主が誕生しましたが、やはりどうしても柴咲コウさんの女っぽさの方が目立って
頼りなく感じてしまうのが残念なところ。
漫画のBASARAの男装主人公もそうだったけど、どうしても男装して男としてみんなを引っ張っていかなければならないけど
実際はものすごく女っぽい、女の思考の、情で動く浅はかなところもある、決して賢くはない主人公なんですよね。
そこらへんが見ていてちょっとイライラさせるところではある。
高橋一生さんはたぶん、的を欺くには味方からの精神でわざと悪役を買って出ているんだと思う。
敵の手に完全におちてしまうより、すりより、生きながらえ、後に自分が若い当主の後継人となることで藩を守ろうと考えたのでしょう。
でも藩からも恨まれる事は目に見えている。
そんな事でしか主人公を守る事はできない、という究極の犠牲愛ですね。これは後で人気のでそうなキャラじゃないっすか。恋心も隠し、味方からも蔑まれ、愛する人からも見下され。
ですがラストの柴咲コウさんの竜宮小僧のような髪型もちょっとなあと思うし
どうしても女を感じさせすぎるこの主人公がいまいち好きになれない。
城主としてもっと、男としてもっと、振り切ってほしいものです。


タラレバはそっち!?ってなったw
早坂さんを振ってしまう主人公はクズだな…。
keyの何がいいんだかまったくわかりません。


べっぴんさんも終ったけど、なんて最後までダラダラと、淡々としたドラマだったのだろう。
起伏が無い。山場が無い。感情がみえない。
問題がおこっても、いつのまにか「まあまあ」みたいなノリであっさり解決、問題の核心には触れず始終まったり。
子供を叱ることもせず。
たまに何を言ってるのかわからないくらいボソボソしゃべるし
カメラワークも一定だし
動きが無いし
そのわりに1週間ごとに何年かとんでいって、ラストはおばあちゃんになっているという。
思えば子供時代や学生、結婚、子供がうまれ戦争が始まり終わり、最初からすっ飛ばし気味だったな。
ラスト、子供が写真に興味をもってなんだかいい写真をとるみたいに演出してましたが
あんな「笑って〜」といちいち言ってカメラ目線で撮る写真の何がいいんだろう。それって幸せを切り取ってることになるか?ぜんぜん写真家としての感性がみえない。
みんなで映画を作るとかいうのもすごく半端な描写だし
全体を通して、サークル活動みたいな仕事の描き方でした。
見る人によって感想が違う、という事をドラマの中で役に言わせたのも、制作側が自らの保身というか言い訳をしているようにみえました。
一言でいうと道徳の教科書を上辺だけさらーっと読んでる感じのドラマでした。
すっごく普通の、すっごくありきたりな、すっごくつまらないエピソードの羅列。そんな感じ。
人の感情の動きに焦点を当てるわけでもなく、この仕事ならではの苦労を描くわけでもなく。
カーネーションは同じ大阪製作で、同じ洋服を作るという仕事で、どうしてこうも出来が違うのだろう。脚本かなあ。
カーネーションの子供達はそれぞれ個性的で、わがまま勝手な事ばかり言ってても家族の絆が感じられたのに対して
これはすごくテンプレな反抗期、いつのまにかあっさり和解、その後はずっと親ってすごいと言わせる為だけのお人形さん。子供達個人の意思も感じられませんでした。
まるでままごとのような家族なんです。
仕事としてもゲゲゲの女房はあの時代の漫画家としての苦労はこんなものがあるのか、それ以上に創作という事においてこんな苦労があるのかと感心しながら見たもんです。
まれ、梅ちゃん先生、べっぴんさんは本当にお仕事ドラマとしては最悪だったな。最後までお友達とうふふなサークル活動で。その上しんどい時には私はやりません、人の手も借ります、て感じで。
次の朝ドラはどんなものになるかなあ。
最近はごちそうさんが一番おもしろかったな。
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