管理人の日記、毎日のことやニュース、映画にドラマ、なんでもつらつら不定期更新。でもほとんどドラマの感想。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
朝ドラのわろてんかが面白くないんです。
私は基本的に主人公が努力して何かになる、というストーリーを朝ドラに求めているので、前回のひよっこは後半本当にどうでもいいような会話をダラダラ続けるだけのドラマで興味がありませんでした。 ラジオ工場で働いている時、お父さんが見つかった辺りまではとても面白かったんですが。 周囲に甘やかされ、可哀想な子に見られたくないと言いつつ可哀想な子になろうとしている主人公にも苛立ちを覚えました。 その点で、今回のわろてんかは吉本ができるまでということで、とても期待していたんです。 過去にあった朝ドラで好きだったのは カーネーション ゲゲゲの女房 あさがきた とと姉ちゃん あまちゃん ごちそうさん あたりでした。どれも主人公もしくは主人公の旦那が何かになり得る話。その為の創意工夫をどうするかというエピソードも 実際にあったものですからリアリティがありとても面白かった。 あまちゃんは地下アイドルの裏側を見るのが面白かった。なので、大物女優とのあまりにもご都合な出会いや その後のデビューに至るまでの経緯の雑さ、ありえなさは目を瞑る事ができました。キャラが良かったから。 ごちそうさんとゲゲゲは普通の主婦でしたが、何かになり得ていく人が周りにいて、 主人公はそれを支える為に、また主婦として窮地を乗り越える為に創意工夫があったのです。 知恵を絞って、どうするか考え行動して、過程と結果を見せてくれた。 逆につまらなかったのは 花子とアン てっぱん おひさま 純と愛 まれ べっぴんさん ひよっこ マッサン 何かになり得ているものも何にもなっていないのもあります。 私にとって上記の面白かったものとの違い、それは 創意工夫があるかないか、なのです。 過程と結果を描いていないのです。結果だけなのです。 ストーリーの中では創意工夫があるように描いているけれど、それが雑なのです。 まるであらすじを見させられているかのように、さっと突拍子も無いことをやって成功しました。それは特に主人公の経験からくるものでもなく、いつかの何かがヒントになっているわけでも無い。 だから共感できず、出来たことに喜びを感じられず、エピソードが死んでいるように感じる。 中には何の創意工夫もせずただ自己中に突っ走っているものもありました。 シェイクスピアを勝手に改変してそっちの方がいいとキャラに言わせる変なものもありました。 なんにもしないでただ暮らしているだけ、というのもありました。 マッサンは中でいうと創意工夫はあったけれど、ウイスキーという商品柄、その工夫はあまり多岐にわたるものでもなくやる事も限られており、出来るまでに何年とかかるので 題材として適さなかったのではという気がしています。 そしてどうやら、わろてんか も後者に入るような気がしてきました。成功に対して何故そうしようかと思ったかが無い。 偶然通りかかるインド人。後先考えず家の金に頼り生きているくせに、言う事だけは偉そうな藤吉。 笑いの才能も商才もない、恵まれたアホボン。なんでこんな魅力のないキャラにしたのだろう。 そして主人公がゲラという設定はあれど、彼女が笑っているシーンで面白かった試しがない。何故笑っているのか、何がウケたのか。 ずっと外から傍観している気分なんです。 てんのキャラも、辛い立場になってもそれを苦と思わない天然という事でいいのかな? 最初はとてもそうは見えませんでしたか、途中からキャラが変わったんでしょうか。 しかし、先の具体的な展望もなくただ呑気な事を言う主人公には癒されません。 こういう天然ボケキャラは昭和のヒロイン像のように思います。 今は映画でもアニメでも、ガチャガチャうるさいお節介系と 天然のんびり頼りない空気よめない系は 時代遅れとして人気が出ないと言われているのに、何故こんなキャラにしたのか。 知性がないとダメなんです。 賢くないと。 大阪に来てからの初期の展開は、いつ培ったのかわからないけど商才を発揮して米を売り切ったりなど 面白く観れるところもありました。雑だしご都合展開ではあったけど。 でもまた最近はずっとつまらない。 恋愛部分でもキャラが嫌でキュンキュンしないし、きゅんエピソード一つ一つも手垢がつきすぎてるものだし、そこからのひねった個性もないし じゃあ仕事部分はというともっと雑。 今のところどっちつかずの中途半端になってるなあと思ってしまう。 これから興業として立ち上げるまでをどう描くのか。主人公が確変でもしない限り無理なのでは? そして確変する為には、藤吉が死ぬくらいの事をしないと無理なのでは。 朝ドラのヒロイン役を演じる人はみんなプレッシャーの中で頑張っているのに、チャチな演出や子供騙しの脚本では可哀想。 その点ではカーネーションとあまちゃんは脚本をねじ伏せて面白くしてしまうくらいヒロインの演技力や魅力がずば抜けていたとも言えるかも。 PR |
カレンダー
最新記事
(03/23)
(03/23)
(03/23)
(01/24)
(01/21)
(01/21)
(01/21)
カテゴリー
ブログ内検索
|