管理人の日記、毎日のことやニュース、映画にドラマ、なんでもつらつら不定期更新。でもほとんどドラマの感想。
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だんだん年末が近づく中、ドラマも最終回を迎えようとしています。
現在のところ面白い順に並べると TOKYOエアポート>PRICELESS=高校入試>遅咲きのヒマワリ>悪夢ちゃん>ドクターX>純と愛>結婚しない>相棒>勇者ヨシヒコ>>>ハエ女>大奥 といった感じ。 大奥はもう原作ならスラーっとテンポとばして終盤に向かうところを、ひきのばしておっそーいテンポでだらだらやるもんだから、退屈で退屈で。寝そうになります。途中まではよかったのに、あの原作にオリジナルで話をつけるわけにもいかないから、後半はもう心理描写の引き延ばしになってるんだろうけど。10回のドラマでやるには話が短すぎるのかもしれません。 TOKYOエアポートはすごく面白くなってきて、毎回緊張感があって引き込まれます。みんな仕事に誇りをもっているのもいいし、前半のちょっとラブコメお仕事紹介みたいな軽い感じがなくなって、今はとてもシリアス路線なんですがこっちの方がいいですね! ヒマワリはそれぞれみんなの立場に共感するというか、それぞれに自分の不幸と恵まれた部分を自覚していて、ちょっとずつ不満がある感じがすごくリアル。嫌いな人がいません。すごくうまい脚本と演出だと思う。青春群像劇としても恋愛としても先が気になるし、これどうしてもっと視聴率よくならないのかなあ。 結婚しないは逆にどうも共感できない。こっちの方が共感路線を狙ってるはずなのに、主役の女性に何も思い入れを持てません。リアルさでいってもひまわりの方がなんか胸にくるものがあって。自分でも言ってるし回りにも言われてるけど、甘えてるところが目に付く。頑張ってるんだけど、うまくいかない事が続いてへこむ気持ちもわかるけど、そういうのをどうやって自分で乗り越えるのかが見たいわけで。 PR
ドラマも中間地点をこえました。
現在のところ個人的に面白い順にならべると PRICELESS=高校入試>大奥=悪夢ちゃん>遅咲きのヒマワリ>ドクターX>結婚しない>純と愛>相棒>TOKYOエアポート>勇者ヨシヒコ>>>ハエ女 といった感じ。 今期は本当にどれもすごく個性があって面白い。ぜんぜん違うタイプのドラマがそろってる理想的な状況だと思う。 一時期は推理ものばっかりだったしね。 プライスレスはだんだん面白くなってる。わらしべ長者の色が濃くなって来て、目的がはっきりしてきて、上にいくしかないだろ!って感じが安心して見ていられるし、恋愛がぜんぜん無いのも逆に新鮮で面白い。あるのかもしれないけど、今の所まったく感じられません。それでも仲間との掛け合いとか、モアイさんの地味な活躍ぶりが楽しい。できればもうちょっとテンポよく進めてくれたらなあ。最初の出だし10分くらいがいつもたるい。 高校入試はもう誰が犯人か気になって気になって。 やっぱ湊かなえさんは面白いです。 そしていつものごとく、完全にいい人っていうのがまったく出てこない。 そこも良さです。 大奥はコミック読んでるから、原作のテンポの良さと、容赦ない展開、いろんな人の機微の表現のあっさり具合、エロさとえぐさと純愛具合のちょうどいい感じ、そして先読めなさ、どうなるの気になる具合が 原作に比べたら薄まってて冗長してて面白さは半減してるけど、ドラマならではのドラマチックになっててすごいです。
エヴァがぶっちぎり今年の1位とか!!!
すごいなー でもこれって、客の一番お金を出す層が 今は30代以上だってことだよね。 エヴァのカリスマ的な人気は、きっと 30代以上の人に多いはず テレビアニメをリアルタイムで見ていた世代。 しかし今見てもエヴァの使徒のデザインは新しい。
今期ほど回によって出来のよしあしに差があるのも珍しいかも。
その分、どれも面白いという事が言えるのかもしれません。 現在(だいたい4〜5話)までを見た所、面白い順にならべると PRICELESS>高校入試>大奥>悪夢ちゃん>相棒>遅咲きのヒマワリ>ドクターX>結婚しない>TOKYOエアポート>純と愛>勇者ヨシヒコ>>>ハエ女 悪夢ちゃんの5回目は今までで一番つまらなかったです。 本当に2、3、4話が素晴らし過ぎたっていうのもあるけど、いきなりの失速感とテンポの悪さ。話が進んでいないように感じるからかなあ。北川先生の授業が無かったっていうのも大きいかも。本人にも変貌や驚きがなかったし。これからの展開の布石みたいな回で、1時間が長く感じました。 逆にあがってきたのは高校入試、感想は別途でくわしく書きました。 大奥もドラマチックで、原作通りサクサク話が進むから面白い。でもこのままだとわりとあっさりこの章は終わるので、そこをどうまとめるかですね。 PRICELESSも王道で気持ちいい。あるわけねえだろ!ってことをどんどんやってるのが面白いし、先がすっごく気になりますね。 貧乏になってから今のところ手に入れたものは 住む家 生活の知恵 屋台 おいしい売り物 保温技術 ということになるのかな。これでただ屋台を出して大成功、というだけでは終わらないだろうから先が楽しみ過ぎます。 一人では何もできないけど仲間ともちよった知恵があれば何だって出来る、を体現してる。メッセージ性が明確で気持ちいいです。結局は友達が多い奴が勝つ、ってことになるのかもしれないけど、友達を引きつける為にはやっぱり本人の前向きな姿勢とガッツが必要なのね。
高校入試がここにきて面白い!実は見るのをやめていた私に、ブログを読んでくれた友人が「いいから我慢して最新まで見てみろ」とまとめ録画を貸してくれまして、すっかり世界観にはまってしまいました。
もともと湊かなえさんの大ファンなのですがこの話は面白くないなあなんて思ってたけど、ここにきてやっとかなえ節が炸裂してきた。それぞれの登場人物の裏の真実を見せ始めるというか、それぞれの事情や立場を視点を変えて見せる手法が入って来て、キャラクターそれぞれの印象がどんどん変わってくるんです。これこそ湊かなえだよー!一見良さげな人も実は、という意外性の押収。 これ、犯人は長澤まさみじゃないのかな?採点ミスで主人公の知人、もしくは恋人が人生を狂わされた経験を持つ。他にもそういう人がいて、その人と交換犯罪をしたとか。ここまできたら最終回まで見逃せない。先生達も妙にリアルなんだよなあ。いそうなんだもん。とくに英語の先生。 そしてこの閉鎖された世界の特有の価値観。昔の江戸川乱歩を思わせる…そう「村社会」です。 現代の村とはまさにこのドラマのように、ある特定の地方の限られた進学校を持つ地域。井戸から出ればもっとすごい世界(学校)はあるのに、その地域では一つの指定された学校のみがナンバーワン。 選ばれし学校に通う者は選ばれし学生。他はクズ。その親もクズ。恥ずかしくて町を歩けない。階級をつけられ、下は差別し人とも思わない。他人の目を気にし、個人情報はだだ漏れ。 まあドラマだからすごく誇張していますが、私もそういう地域(地方だけど県で一番の進学校(公立)を町内に持つ地域、閉鎖性あり)の出身だからすごく良く分かる。そして私はその選ばれし高校に受験で落ちたわけですが…。 今考えるとどーでもいい事なのに、当時はとても大きな、人生かかった事のように思えたんですよね。親がとか先生が、を超越して全体がそういう空気だった。 湊かなえさんはやっぱり面白い。 誇張した悪意と善意の共存する薄暗い世界、容赦のない悪に対する制裁(これがあるから気もちいい)、それぞれの視点から見る違った世界観。 そしていつも小説では、一筋だけ残る「善意」というものが存在しました。 このドラマではどうなるかな。楽しみです。 |
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